自慢の商品やサービスで商店街の活性化を図る、大田原市の一店逸品運動「与一逸品物語」が、今年も4月1日から始まるのを前に23日、参加する店の自慢の逸品を集めた内覧会が行われました。

 この催しは、店主おすすめの品の開発や発掘を通して市内に数多くある「専門店」の魅力を伝えようと、商工会議所などでつくる実行委員会が毎年開催しているもので、今年で12回目になります。

 今回は新たに1店舗が加わり、市内の飲食店や菓子店、人形店、自転車ショップなど合わせて41の店が参加しています。

 トコトコ大田原の展示会場には、新たに加わったラーメンたんぽぽの太多笑餃子をはじめ、市内の3つの酒蔵の純米酒を飲み比べられるセットや大正12年創業の老舗パン店のパンにジャムやバターなどを塗るトッピング食パン、さらに、古民家をかたどった最中など店主自慢の一品が並びました。

 大田原一店逸品運動は来月1日から1年間行われ、期間中は買い物券が当たるスタンプラリーや、街を歩きながら参加店を巡って逸品を楽しむお店回りツアーなども行われます。