中小企業支援を円滑に実施し地域経済の活性化を図るため、栃木県産業振興センターは22日、信用金庫など栃木県内11の金融機関と連携協定を締結しました。

 県産業振興センターと連携協定を結んだのは地元の信用金庫や信用組合、さらに県内に支店がある2つの政府系金融機関の合わせて11の金融機関です。それぞれの金融機関の理事長らが出席し、県産業振興センターの美野輪茂理事長と協定書を取り交わしました。センターは同様の協定を足利銀行、栃木銀行と結んでいて、これで企業向けの融資を行っている県内の全ての金融機関と連携することになりました。

 協定では、産業振興センターにある人材戦略の拠点を活用した人材のマッチング支援や、中小企業や小規模事業者向けの無料の経営相談所「よろず支援拠点」による課題の解決支援、それにデジタル技術の導入やDXへの取り組みの支援など5項目で相互に協力するとしています。