宇都宮市の佐藤栄一市長は22日の定例会見で、27日からスマートフォンなどで乗り合いタクシーを予約できる新サービスを開始すると発表しました。

 サービスはこれまで電話だけで行われたきた予約を、インターネットからもできるようにすることで「待ち時間の見える化」や「LRTやバスとのスムーズな乗り継ぎ」を図るものです。清原、国本、篠井、富屋、横川の5地区では27日から、そのほかの地区については4月から順次サービスを開始します。

 インターネットを利用することで24時間いつでも予約ができ、車両の現在位置なども確認できるようになります。LRTやバスなどに乗り継ぎする際には、降車時間を指定することができます。インターネット予約の使い方教室や体験会などを地区市民センターなどで定期的に実施し、新サービスの理解を深めるということです。

 宇都宮市では現在16路線で約50台の乗り合いタクシーが運行していて、年間約10万人が利用しています。