春分の日の21日、下野市の天平の丘公園では早咲きの淡墨桜が見ごろを迎え花見客で賑わいました。

 4年ぶりの花まつりが行われている天平の丘公園では、コロナ禍で去年まで控えられていた飲食ブースが立ち並び、お花見の雰囲気が本格的に戻ってきました。

 園内の下野淡墨桜は20日に満開となりました。日本三大桜のひとつ根尾谷淡墨桜の子孫にあたる早咲きの桜で天平の丘公園の名物として親しまれています。

 下野市観光協会によりますとことしは暖かい日が続いて開花が1週間ほど早まり早くも見頃を迎えました。

 訪れた人たちは4年ぶりとなる行動制限のない花見シーズンを迎えレジャーシートを敷いて桜を見ながらの飲食を楽しんでいました。

 天平の丘公園には、このあと遅咲きの八重桜などが開花する見込みです。天平の花まつりは4月30日まで開かれています。