壬生町役場で20日、大地震が発生したと想定した新庁舎移転後初めてとなる避難訓練が行われました。

 訓練は宮城県沖でマグニチュード7.4の地震が発生したとの想定で実施しました。

 壬生町役場は去年(2022年)5月に新庁舎が開庁したばかりで、地震など災害発生時に避難経路の確認や避難誘導の仕方などを把握するために初めて訓練を実施、250人の職員のうちおよそ150人が参加しました。

 午後3時半に緊急地震速報が庁内に流れると、職員は机の下など安全な場所に身を隠し、その後、地震がおさまると来庁していた町民に避難するように声を掛けながら屋外の安全な場所に避難しました。

 訓練終了後、石橋地区消防組合壬生消防署の篠原隆署長が講評しました。

 また20日は、庁舎3階に設置された垂直式救助袋を取り扱う訓練も実施、およそ10メートルの高さから7人の職員がひとりずつ救助袋の中に入り次々に3階から脱出しました。