JR加古川線の加古川〜厄神に相当する部分まで完成します。

全通めどは2024年度


東播磨道の完成イメージ(画像:兵庫県)。

 兵庫県は2023年1月27日(金)、加古川市内で整備中の高規格道路「東播磨南北道路」(以下、東播磨道)について、3月21日に八幡稲美ランプからさらに北へ2.5km、八幡三木ランプまでが開通すると発表しました。

 東播磨道は国道2号加古川バイパスと国道175号・山陽道を連絡し、加古川地区の南北軸を形成する道路です。JR加古川線の加古川〜市場間に相当し、三木市街の国道2号アクセスを担います。

 これまで加古川バイパスから稲美までの「南工区」が2013(平成25)年度に開通。そこから先の「北工区」(延長6.9km)が引き続き工事着手されていました。この先、国道175号までつながって全通するのは、2024年度の予定です。

 八幡三木ランプは主要地方道・加古川三田線に接続。かつてこの付近には、旧国鉄の第三セクター鉄道・三木鉄道が走っており、宗佐駅が設置されていました。

 今回の開通区間は約半分が高架橋、その他は大半が盛土区間となります。暫定2車線ですが、最高速度は80km/hとハイスペック。県が整備・管理する地域高規格道路で、通行料は無料です。