開催したポップアップショップでの「ワニ」・2020年撮影

写真拡大

アニメ映画「100日間生きたワニ」が、映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で2023年1月19日から見放題作品として独占配信される。

以前ブームとなった「100ワニ」。ここにきて再び、ツイッターで話題にする人が増えている。中には人気漫画「ちいかわ」と比較する声も--。

主要映画館では4週間で上映終了

同作は、漫画家・きくちゆうきさんが自身のツイッターアカウントで2020年春まで連載していた4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が原作。ツイッターでは大きく話題になり、ワニの行方を見守る人も多かった。しかし、連載終了直前に、書籍化やグッズ販売、イベント開催などを発表したことで、作品の評価とは別次元で批判されてしまった。

映画「100日間生きたワニ」は、新型コロナ感染拡大の影響で封切が延期され、2021年7月に公開。しかし、主要な映画館では4週間で上映終了した。映画に関する情報を掲載しているサイト「映画.com」でのユーザー評価を見ると、満点の「星5」中「2.3」と厳しい。

ツイッターで当時の感想を調べてみると、「楽しめた」「つまらなかった」がまちまちだ。前半部分の原作再現度が高い点で、評価は分かれていた。さらに映画版オリジナルキャラクターの「カエル」について、意見する人が多い。

「100ワニ」と同じくツイッター連載が話題になった漫画が、「ちいかわ」(ナガノ作)だ。朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)内でアニメ化された。大きな違いは、「ちいかわ」ではグッズの発売やアニメ化発表に歓迎の声が多かった点だ。それもあってか、ツイッター上では両者を比較し、こんな投稿がある。

「どこで差がついたのか」
「ちいかわ見て100ワニ思い出す」