画像はイメージです

写真拡大

 25日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、司会の関口宏とジャーナリストの青木理氏が2021年に開催された東京オリンピックをこき下ろした。

 番組は、東京オリンピックを巡る汚職事件の初公判が開かれたニュースに言及。AOKIホールディングス前会長の青木拡憲被告が、大会組織委員会元理事の高橋治之被告に賄賂を贈った事実を認めたことがアナウンスされた。

 ​>>『サンモニ』 青木氏、北京五輪の不可解判定の話題で「東京もそうでした」東京五輪批判に疑問の声<<​​​

 関口は「青木さん。変なオリンピックだったんだねえ」とつぶやく。すると、青木氏は「1960年代のノスタルジーみたいなところで招致した東京オリンピックだったんですけれども」とコメントする。

 さらに、「まあ今のVTRもありましたし、それ以外にも例えばそのジェンダーの問題、あるいは障がい者の問題といじめの問題だったりとかで、関係者が次々辞めるなんて事もあって、挙げ句の果てに贈収賄でしょ。だからまあある意味で恥の五輪って言ってもいいのかもしれないような惨状だったわけですね」などと徹底的にこき下ろす。その後、札幌に冬季オリンピックを2030年に招致する動きを厳しく批判した。

 出演者が東京オリンピックに否定的な見解を示した番組に、「自分たちだって散々テレビで放送し、視聴率を稼いだくせに。儲けておいて全否定するのは違和感」「恥の五輪と言うなら、放映したあなたたちもその一部ではないのか」「そこまで否定するならスポーツの話題は取り上げないでもらいたい。出場した全選手に失礼だ」と視聴者から不快感を訴える声が上がる。

 一方で、「贈収賄など問題が多かったのは事実」「札幌五輪をやっている場合ではない」などの擁護も出ていた。