【園田・園田金盃】ラッキードリームが園田重賞を連勝
1日、園田競馬場で行われた11R・園田金盃（重賞・3歳上・ダ1870m・1着賞金＝3000万円）は、下原理騎乗の1番人気、ラッキードリーム（牡4・兵庫・新子雅司）が6馬身差で圧勝。門別で活躍した同馬が園田でも躍動した。2着に2番人気のジンギ（牡6・兵庫・橋本忠明）、3着に6番人気のクリノメガミエース（牝3・兵庫・石橋満）が入った。勝ちタイムは2:02.2（稍重）。
スタート決めたかったタガノウィリアムだが一歩目が遅く、ハナに行き切れずに先手を奪ったのは隣枠スマイルサルファー。一番人気ラッキードリームも抜群のスタートを決めてスンナリ２番手へ。
【兵庫ジュニアグランプリ】オマツリオトコが交流重賞初制覇！1番人気トレドは故障
門別三冠馬が園田でも躍動
しかし、最初のコーナーにさしかかる前に一気に動いたのが唯一の3歳、唯一の牝馬クリノメガミエース、スタンド前ではさらに加速、一時は10馬身ほど離しての逃げ。それでも2番手に付けたラッキードリーム＆下原理コンビは冷静、自分のペースを崩さず、徐々にその差を詰めて6馬身差、圧勝も圧勝、前走のような勝負どころでズブさを見せるところもなく、強い競馬を見せた。門別三冠馬が兵庫県でも頂点を極めた。
2着にはジンギ、出遅れて最後方から、思いもよらぬ展開になったが、それでもポテンシャルは高く、能力は確か。ジワジワ差を詰めて最低限の仕事。そのあとがクリノメガミエース、このメンバーで3着なら上出来、来年以降に楽しみは広がった。
4着はタガノウィリアム、逃げれなかったが砂の被らない位置で競馬ができたので最後までしぶとく踏ん張った。自分の形になっていれば2、3着はあった可能性も。そのあとが9歳馬エイシンニシパ。ポジション取りも良く、理想的なレース運びはできた。
ラッキードリーム 20戦12勝
（牡4・兵庫・新子雅司）
父：シニスターミニスター
母：サクラスリール
母父：ファンタスティックライト
馬主：野田善己
生産者：谷岡牧場
【全着順】
1着 ラッキードリーム
2着 ジンギ
3着 クリノメガミエース
4着 タガノウィリアム
5着 エイシンニシパ
6着 ケンジーフェイス
7着 マイネルユキツバキ
8着 アワジノサクラ
9着 スマイルサルファー
10着 エイシンダンシャク
11着 マイネルサーパス
