スキーバッグの種類や選び方、おすすめのブランドを紹介

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スキーバッグには、ウェアやゴーグルといった必要なアイテムのほか、スキー板やブーツを入れる場合もあるので、容量や形状の違いによりさまざまな種類が販売されています。

シーンや用途に適していることはもちろん、デザイン性や機能性にもこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

この記事では、スキーバッグの種類や選び方、おすすめのブランドを紹介します。

スキーバッグの種類

まずは、5種類のスキーバッグについて、それぞれの特徴を紹介します。

どんな種類のバッグがあるのかを知り、スキー場への移動手段や荷物の量などを考慮しながら、使いやすいものを見つけてみましょう。

オールインワンバッグ

オールインワンタイプのスキーバッグは、スキー板やブーツ、ウェアといったスキーに必要なものを1つにまとめて入れられるようになっています。

ショルダーベルト付きのタイプなら背負うことができるので、持ち運びしやすく便利です。

電車やバス、飛行機などの公共交通機関でスキー場に向かうときに、移動が楽になるのはもちろん、宅配便で配送する場合も荷物が1つにまとまっていれば、紛失のリスクが抑えられるでしょう。

スキーリュック・バックパック

リュック・バックパックタイプのスキーバッグは、荷物が重くなってしまっても両肩で重さを分散できることや、両手が空くことがメリットと言えます。

大容量タイプは、スキーブーツやヘルメット、ウェアなどを入れることができるため、スキー板以外の荷物をまとめて持ち運びたいという人におすすめです。

また、小型で軽量のタイプは、貴重品や飲み物・行動食(登山の途中に栄養補給のために食べる食料)、タオルなどの携帯したい荷物をゲレンデに持ち込むときに役立ちます。

バックカントリーなど険しい山を滑るときはもちろん、途中で休憩しながら長時間滑りたいという人も用意しておくと便利でしょう。

キャスター付きスキーバッグ

キャスター付きスキーバッグは、大容量タイプでも比較的楽に持ち運びができるため、宿泊を伴うスキー旅行や合宿など、荷物が多いときにおすすめです。

また、公共交通機関でスキー場に向かう場合にも、キャスターがあったほうが移動が楽に感じられるかもしれません。

キャスター付きのスキーバッグは種類が豊富で、キャリーバッグタイプやボストンバッグタイプのほかに、前述したオールインワンバッグにもキャスター付きのものがあります。

ボディバッグ

体にフィットするタイプのボディバッグは、滑走中にも着用できるバッグです。

スマホや財布、カメラなど頻繁に使う荷物を収納しておけば、必要なときにすぐに取り出すことができ、ゲレンデでの紛失防止にも役立ちます。

もちろん、自宅や宿泊先からスキー場への移動中にも使えるため、ロッカーで荷物を移し替える手間がかからないというメリットもあります。

また、スキーに限らず、ほかのアウトドアやタウンユースで使えるデザインのものが多いのも魅力です。

ブーツバッグ

スキーブーツを入れるブーツバッグは、スキー後に濡れたブーツとほかの荷物を分けて収納したいという人におすすめです。

種類は、手持ちタイプやショルダータイプ、リュックタイプなどが販売されています。

また、バッグの中が仕切られていて、ウェアやゴーグル、グローブなども一緒に収納できるタイプもあります。

ただし、ブーツバッグは基本的にブーツのみを収納するバッグなので、ほかにバッグが必要になることが多いです。そのため、ブーツバッグを使用して荷物の数が増える場合は、車での移動をおすすめします。

スキーバッグの選び方

ここからは、スキーバッグを選ぶときに注目したいポイントについて、バッグの種類別に紹介します。

オールインワンバッグの選び方

オールインワンバッグを選ぶときは、収納できるスキー板の長さを確認するのがポイントです。

なかには、長さの調節が可能なタイプや、複数のスキー板をまとめて収納できる2台用、3台用のオールインワンバッグもあり、家族でスキーを楽しむときに便利です。

また、スキーブーツやウェア、タオル、着替えなどを分けて収納できるように、仕切りやポケットの有無も確認しましょう。

大容量のオールインワンバッグは、キャスター付きのものを選ぶと持ち運びがしやすいです。

スキーリュック・バックパックの選び方

スキーリュック・バックパックは、軽量なタイプを選ぶのはもちろん、背面にクッション性が備わったものを選ぶと体への負担を軽減できます。

スキーブーツも一緒に入れたい場合は、ほかの荷物を分けて収納できる仕切りがあるタイプを選ぶのもポイントです。

また、背負ったままスキーができる小型タイプのスキーリュック・バックパックは、サイズや重さ、フィット感などに注目して、滑走中でも邪魔にならないものを選びましょう。

ボディバッグの選び方

ボディバッグは、リュック・バックパックと同様に、サイズや重さ、体へのフィット感を重視しましょう。

はっ水性に優れたものを選ぶと、ゲレンデで雪に触れてもバッグの中に水がしみ込むのを軽減してくれます。

また、タウンユースでも活用できるようデザインにもこだわって、普段着とのコーディネートがしやすいものを選ぶのもポイントです。

ブーツバッグの選び方

ブーツバッグだけにすべての荷物を収納することは難しいため、ほかのスキーバッグと合わせて持つことになる場合が多いです。

ブーツだけを収納するのか、ヘルメットやウェアも収納するのかなど、荷物の量とバッグの数を考えながら適したものを選びましょう。

ヘルメットやウェアも収納できるブーツバッグの場合は、ブーツの収納スペースに仕切りがあるタイプがおすすめです。

スキーの荷物をまとめるのにおすすめのバッグ

スキーバッグの種類や選び方を見て、どんなバッグが良いか見当が付いたら、実際におすすめの商品をチェックしてみましょう。

ここからは、人気ブランドが展開するおすすめのスキーバッグを紹介します。

DESCENTE(デサント)

デサントは、フランス語で「滑降」の意味を持つ、日本のスポーツブランドです。

スキーの「直滑降」「斜滑降」「横滑り」がモチーフのブランドロゴからも分かるように、ウィンタースポーツ用ウェアや小物の開発に力を入れています。

プロアマ問わず幅広いスキーヤーに向けたスキーバッグも展開しており、なかでも、「バックパック」は、ブーツとヘルメットを1つにまとめて持ち運べる人気のスキー用バックパックです。

ブーツの収納スペースに仕切りがあるため、スキー後に濡れたブーツを入れてもほかの荷物に影響を与えにくくなっています。

水に濡れても乾きやすいポリエステル素材のバックパックは、軽量性に優れているのはもちろん、スタイリッシュな見た目も魅力です。

ブランドロゴが入ったシンプルなデザインは、さまざまなスキーウェアともコーディネートしやすいでしょう。

スキーバッグは種類が豊富!人気ブランドでお気に入りを見つけよう

スキーバッグと一口に言っても、オールインワンバッグやリュック・バックパック、ブーツバッグなど、さまざまな種類があります。

用途やスキー場までの移動手段も踏まえて、使いやすいものを探してみてください。

また、今回紹介したブランドを参考に、スキーバッグと併せてウェアや小物もそろえてみてはいかがでしょうか。