コートの着丈はどう選ぶ?正しい測り方や種類別の目安を紹介
コートは、秋冬の防寒対策として人気のアイテムです。
しかし、コートと一口に言っても種類が豊富にあり、着丈の長さによってコーディネートの雰囲気が変わるため、選び方のポイントを押さえて、自分に合ったコートを見つけてみてはいかがでしょうか。
この記事では、コートの着丈の正しい測り方や着丈の目安について紹介します。
コートの着丈はどこからどこまで?
コートの着丈は、バックネックポイントと呼ばれる背中側の首の付け根の中央から裾までを直線で測った長さを指します。
測る際は、前側のボタンを閉じて平らな場所に置き、背中部分を上にして、首の付け根の中央の縫い目から裾までの長さを計測しましょう。
このとき、襟は含まずに測るのがポイントです。
コートの着丈はどれくらいが目安になる?
コートは、丈の長さによって主に「ロング丈」「ミドル丈」「ショート丈」の3つに分類されます。
ここでは、コート別に着丈の目安について紹介します。
ロング丈のコート
ロング丈のコートの着丈は、着用した状態で膝くらいの長さになるのが理想と言われています。
お尻はすっぽりと、太ももは大半が隠れるため、スーツの上から着るビジネスコートとしてもおすすめです。
ただし、あまり長すぎると着こなしの難易度が高くなってしまうため、着回ししやすさを重視するのであれば、膝からプラス5cmくらいの丈感が丁度良いでしょう。
また、最近はふくらはぎくらいまでの長さがあるスーパーロング丈のコートも流行しています。
スーパーロング丈のコートは、全体的にサイズが大きめなオーバーサイズのコートとは異なり、丈だけが長いのが特徴です。
存在感のあるコートなので、合わせるアイテムをタイトなものにするとトレンド感があり、スタイリッシュな着こなしができるでしょう。
ミドル丈のコート
ロング丈のコートとショート丈のコートの中間くらいにあたるのが、ミドル丈のコートです。
着丈はお尻が隠れるくらいの長さが目安で、膝上くらいの長さのものが多く販売されています。
ミドル丈のコートはスーツはもちろん、普段着とのコーディネートもしやすいため、幅広いシーンで着回しがきく着丈の長さだと言えるでしょう。
細身のパンツやミモレ丈のスカートなどとも相性が良く、低身長で長めのコートが得意ではないという人でも取り入れやすい長さです。
ショート丈のコート
ショート丈のコートの着丈は、ベルトが隠れ、お尻に少しかかるくらいを目安にしましょう。
着丈が短いショート丈のコートは、カジュアルコーデに取り入れやすいのが特徴です。
特に、ダウンジャケットのようなボリューム感のあるコートは、ワイドパンツやロングスカートとも相性が良く、バランスの良いコーディネートができるため、人気を集めています。
しかし、ショート丈のコートは、トップスがコートの裾から見えているとだらしない印象を与えてしまうことがあるため、着用する際はボトムスにインをするなどの工夫をしてみましょう。
コートの着丈が合っていないとどう見える?
衣服の一番外側に着るコートは、ファッションの第一印象を決めると言っても過言ではありません。
そのなかでもコートの着丈の長さは、印象を左右する大きな要素の一つです。そんなコートの着丈が合っていないとどのように見えるのでしょうか。
ここからは、コートの着丈が合っていないときの周りから見た印象を紹介します。
長すぎるとだらしなく見える
膝よりも下の長さのロング丈のコートは、重厚感があり、フォーマルな印象を与えることができますが、着丈が長すぎると野暮ったい印象になり、だらしなく見えることもあるので注意が必要です。
着回す際には、全体のバランスを意識しながらコーディネートをしてみましょう。
ジャケットより短いのはNG
ジャケットの上にコートを羽織るのであれば、着丈は特に重要です。
スーツの上にコートを羽織る場合、ジャケットの裾がコートの裾から見えると、バランスが悪く、不格好な印象になってしまいます。
あらかじめジャケットの着丈を測り、自分の着丈に合った長さのコートを選ぶようにしましょう。
流行遅れに見えてしまうことも
コートの着丈にはトレンドがあり、時代によって流行りの着丈の長さが変わってきます。
ショート丈のコートが流行するシーズンもあれば、ふくらはぎくらいまでの長さがあるスーパーロング丈のコートが流行するシーズンもあります。
極端にトレンドに逆行した着丈のコートを着ていると、流行遅れに見えてしまうこともあるかもしれません。
そのため、流行に左右されにくいコートを探している人は、お尻が隠れるミドル丈のベーシックなデザインのものがおすすめです。
人気ブランドのおすすめコートを紹介
続いては、タウンユースからビジネスシーンまで幅広く活用できるコートを扱う人気ブランドを紹介します。
メンズ・レディースのおすすめコートやコーディネート例も紹介するので、参考にしてみてください。
DESCENTE(デサント)
デサントは、野球やバレーボール、陸上競技などさまざまなスポーツに適したウェアや小物を取り扱う、日本のスポーツブランドです。
シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、長年培ってきた技術を活用して、機能性に優れたライフスタイルウェアも展開しています。
そんなデサントは、オンオフどちらでも活躍するコートを豊富に取りそろえています。
メンズ向けのコートなら、「ゴアテックスステンカラーコート」がおすすめです。
耐久性やはっ水性に優れたコートで、シンプルなデザインできれいなシルエットが特徴です。
ミドル丈のステンカラーコートなので、ビジネスシーンからタウンユースまで幅広く活躍します。
黒のゴアテックスステンカラーコートをメインに全身をモノトーンでコーディネートすると、こなれ感のあるスタイリッシュな装いに仕上がります。
インナーはグレーのニット、ボトムスは黒のパンツを合わせて、シックに着こなしてみてはいかがでしょうか。
重くなりがちなカラーリングですが、淡いグレーのニットをチョイスすることで抜け感をプラスすることができます。
■おすすめのコート【レディース編】はっ水性に優れた「コート」は、レディース向けのコートです。
ウエスト部分をベルトで絞れるロング丈のコートとなっており、フェミニンな印象のコーディネートを楽しむことができます。
薄手のコートなので、春や秋のビジネスシーンやタウンユースにも活躍するでしょう。
近年人気が高まっているカーキのコートは、ボトムスに黒のスキニーパンツを合わせて、すっきりとまとめてみてはいかがでしょうか。
インナーには白のTシャツやポロシャツ、足元はトレンド感のある黒のスニーカーを取り入れることで、クールなコーディネートに仕上がります。
コートは着丈で印象が変わる!目安の長さを覚えておこう
コートは着丈によって、コーディネートの印象を変えてくれるアイテムです。
これまでコートの着丈でしっくりこなかった人も、正しい長さの測り方や理想の着丈の長さを覚えておくと、自分に合ったコートを見つけやすくなるでしょう。
今回紹介した人気ブランドは、ほかにもさまざまな着丈のコートを豊富に取り扱っています。
シンプルでありながらも機能性に優れたコートがそろっているので、ぜひチェックしてみてください。