62歳のシンプルおしゃれなインテリア術。実際より広い部屋に見せるコツ4つ
広くない部屋をすっきり、広く見せるには? YouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんに、リアルな60代のインテリア術を見せていただきました。
広くない部屋をすっきり広く見せるコツ3つ
関東に住む62歳の専業主婦、ライフさん。YouTube「60歳からの幸せライフ」で、60代のシンプルな暮らし術などを発信しています。
ライフさんから、狭い部屋でもすっきり広く見せる工夫や、あか抜けた部屋をつくる工夫を教えていただきました。
●1:扉をあけたときの角に雑貨を置くと華やかに
ライフさんのおうちは築25年の2階建ての一軒家で、間取りは4LDK。今はふたりのお子さんが巣立ち、夫婦2人で暮らしています。
シンプルなのにどことなく華やかさを感じる秘訣は、「雑貨を置く場所」にありました。
「角に雑貨を置くと、あか抜けた部屋になります」とライフさん。
リビングの扉から中を撮影したものですが、よく見ると角に雑貨を配置していることがわかります。
たとえば、部屋の左隅にあるテレビとオブジェ、出窓の左角にはランプ、右角にはサボテンと観葉植物がありますね。
●2:いちばんの華やかポイントは、真っ先に目につく角部分
「部屋の扉をあけたときに真っ先に見える部分がポイント。ここに雑貨を飾ると部屋の印象が変わりますよ」とライフさん。
この方法はリビングだけでなく、ほかの部屋にも応用できます。
たとえば書斎(以前は長男が使用していた部屋)では、奥の壁の角が目がいきやすい場所。ここには義理のお母様が使用していたアンティークランプを飾っています。
これはライフさんのお気に入り。よく目にする位置にお気に入りのものを置くと、よりごきげんでいられるのだそうです。
●3:床にラグは敷かない、置かないを徹底すればスッキリ見え
続いて、床にはなにも敷かないことが部屋をすっきり見せるポイントだそう。
「本当は広いリビングだったらラグを置きたかったけど、狭いのですっきり見える方を選びました。あるとないとでは大きく変わりますよ」とライフさん。
敷くだけではなく、個人の所有物を置きっぱなしにしないことも、子どもたちがいた頃からのルール。
みんなが起きている間は置いてもよいですが、寝るときには片づけることを徹底しています。
「リビングは公共の場、という認識を家族に持ってもらいました。そのかわり、個人の部屋がどれだけ汚くても文句は言わないことにしています」とライフさん。
●4:目隠しが必要ない部屋はレースカーテンを外せば、部屋が一気にあか抜ける
目隠しとしても重宝されるレースのカーテンですが、視覚的にはもっさりと見え、少し重くうっとうしい印象をもたらすそうです。
「1階は人目があるのでレースのカーテンをつけていますが、2階のリビングでは外からの人目がないため、レースのカーテンをつけていません」とライフさん。
さらに、天井スレスレのところからカーテンが降りるように、窓枠とは別にカーテンレールをDIYで設置しました。ホームセンターでカーテンレールを購入し、壁の内側に木材が入っていることを確認しながらビスで打ちつけていったそうです。
天井からカーテンを垂らすことにより、高級ホテルのような部屋が完成。
ライフさんのおしゃれな部屋のつくり方のコツを、ぜひ取り入れてみてくださいね。