棚やテーブルに、ものをちょい置きしてそのままになったり、脱いだ服やカバンで散らかったり…なんてことはありませんか? せっかく片づけてもリバウンドする原因に。そんなお悩みを解決する方法を、整理収納アドバイザーの柳沢小実さんとMisaさんに教えてもらいました。

カギ・上着・カバンの置きっぱなしをなくすコツ

リビングが散らかる原因のひとつが、外から帰ってきたときに持ち込む荷物。そのへんにポイッと置きっぱなしにしてしまいがち…。

 

●リビングに持ち込む前に片づく仕組みをつくる

動線を意識して、ものの置き場所を決めている柳沢家。

「カギはリビングの扉をあけてすぐの場所にトレーを用意(1)。その先のハンガーフックに、上着やカバンをかけています(2)」

 

郵便物・プリント類も置きっぱなしにしない

あとで処理しようと思い、いつまでも放置してしまう郵便物やプリント類は、時間をかけず効率よく整理したいもの。

 

●スマホにスケジュールを入力し、紙は即捨て

Misaさんは、学校のプリント類に書かれた予定やもち物などは、スマホに即入力。「1年間のスケジュール表など、あとで確認が必要なもの以外は、入力したら即、捨てます」

 

●すぐに対応できないものは目に入る位置にマステではる

学校への提出書類や、家族で情報共有したいものは、冷蔵庫などの目立つ位置にはって忘れないように。「はりっぱなしにならないよう、磁石ではなくマステではるのがわが家流です」

 

●保存が必要なものは1年を目安にファイルで保管

保存が必要なプリントは、人別にファイルに入れ、ボックスへ。「保存する書類は厳選してあるので、必要なときにも探しやすいです」

夫の小物や服はこう整理する!

夫あてに届いた郵便物や、夫が置きっぱなしにした小物や書類は勝手に片づけると「どこにしまった?」ともめごとになることも。

 

●カゴとハンガーラックで散らかりを防止

柳沢さんは、ポンとものを置きやすいリビングの棚にカゴを置き、夫の時計や鍵のほか、雑多なものの一時置き場に。「ここに置けばOKとしておけば散らからず、すっきり見えます」

Misaさんは、棚横の折りたたみハンガーラックで、脱ぎっぱなしを予防。「エアコンの風が当たる位置で、湿気も飛ばせます」