「駅前空白地帯」が次第に形になっていきます。

駅ビルも鋭意建設中


工事が続けられる長崎駅東口(乗りものニュース編集部撮影)。

 長崎市は15日、西九州新幹線の開業に伴って、再開発工事中の長崎駅東口の運用形態を変更すると発表しました。

 もともと長崎駅東口は入口付近までロータリーがありましたが、駅の高架化と再開発工事に伴い、乗り入れ不可に。しばらくタクシー乗り場と駅舎が離れていましたが、23日から新たな「東口駅前交通広場」が暫定開通となります。

 この交通広場には、バス乗降場4台分とタクシー乗降場5台分、バス・タクシー待機場が駅側に、国道側に一般車乗降場5台分と駐車場13台分が整備されます。

 これにともない、ペデストリアンデッキの下にあった、国道直結の交通広場は閉鎖となります。この広場にあった北行きのバス停は、10月から数十m北側へ移設されます。あわせて、長崎駅西口のバスベイにも、路線バスが乗り入れるようになります。

 長崎駅東口では、地上13階建ての「JR九州新駅ビル(仮)」が建設中。2023年秋に開業予定で、1階から5階までは商業施設、7階から最上階までは客室200室を備える「長崎マリオットホテル」となる予定です。