「クロサギ」三浦友和が詐欺師界のフィクサーに!平野紫耀と初共演
平野紫耀(King & Prince)が主演を務める10月期の金曜ドラマ「クロサギ」(TBS系、毎週金曜よる10時)に、三浦友和が詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫役で出演することが発表された。
本作は、詐欺によって家族を失った主人公が、詐欺師を騙す詐欺師=クロサギとなって、真の敵を探し出し打倒していく姿を描く物語。原作は2003年から2013年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載された漫画「クロサギ」シリーズ(黒丸・夏原武)で、連載中だった2006年には山下智久主演で連続ドラマ化され、2008年には映画化もされた。
三浦ふんする桂木敏夫は詐欺師界のフィクサーで、表と裏の顔を持つ詐欺師界の超大物。表向きは甘味処の店主だが、詐欺師に必要な情報や詐欺の方法を売ったりしている。黒崎も桂木から詐欺の情報を買い、儲けの4割を情報料として納めている。黒崎にとっては詐欺の師匠的な存在であり、黒崎がクロサギになった理由にも深く関わってくることになる。一見、穏やかで親子のような関係に見える二人だが、互いの腹の内を見せることは決してなく、一定の距離感を保っている。
三浦がTBSの連続ドラマに出演するのは2014年の「Nのために」以来、およそ8年ぶり。平野とは初共演となる。今回の出演にあたって「私は詐欺師界のフィクサーである桂木を演じますが、黒崎との関係性はとても複雑だなと思います。桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています」と意気込みを語っている。(編集部・大内啓輔)
コメント全文
・三浦友和
原作漫画を全巻読ませていただきまして、とても面白く、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました。いろいろな“詐欺”がある現代ですから、この作品をドラマでやることで、見てくださる皆さんにも用心していただけるんじゃないかと思います。
私は詐欺師界のフィクサーである桂木を演じますが、黒崎との関係性はとても複雑だなと思います。桂木は黒崎に対して息子のような情を持っているようにも見えますが、逆に黒崎は桂木をどう見ているのかということもあります。撮影では、黒崎が桂木に対してどのようなリアクションを見せてくれるのかも楽しみですし、演じていく中で関係性も変わっていくのかなと思います。初共演となる平野くんとの撮影も、楽しみにしています。
このドラマは“詐欺”がテーマになっていますが、その中で描かれる人間模様も見応えのある要素になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
・武田梓(プロデューサー)
詐欺という犯罪の在り方が時代と共に変わっていく中、常に頂点に君臨する「桂木」という存在を三浦友和さんにお引き受けいただき、とても身の引き締まる思いです。
三浦さんご自身のアイデアもいただきながら作り上げた桂木像を、皆様にお届けできる日を楽しみにしております。
黒崎にとって桂木は、一体どのような存在なのか。
「クロサギ」という作品の大きな見所の一つ、何物にも例え難い二人の関係にもご注目ください。