バリュミューダとソフトバンクの5Gスマホ「BALMUDA Phone」がAndroid 12に!

バルミューダは8日、同社初のスマートフォン(スマホ)「BALMUDA Phone」(京セラ製)においてオープン市場向けメーカー版「BALMUDA Phone(型番:X01A)」に対してより新しいプラットフォーム「Android 12」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2022年9月8日(木)に提供開始したとお知らせしています。

またソフトバンクは8日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5Gスマホ「BALMUDA Phone(型番:A101BM)」に対してAndroid 12へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を同じく9月8日より順次提供すると案内しています。更新はともに本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話ネットワーク(3G・4G・5G)によるネットワーク経由(OTA)で実施します。

更新にかかる時間はソフトバンクでは最大20分程度かかる場合があるとし、バリュミューダでも更新には時間がかかることがあるとしており、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、サイズが大きいと思われるため、Wi-Fiでの実施が推奨されています。ただし、ソフトバンクでは更新にかかる通信料は無料とのこと。

更新後のビルド番号はBALMUDA Phone X01Aが「1.220」、BALMUDA Phone A101BMが「1.220PO」となっており、主な更新内容はバリュミューダでは以下のように案内しているほか、ソフトバンクではAndroid 12へのOSバージョンアップに加え、「時間と天気」「スケジューラ」のアイコンが現在日時を表示するように改善され、それ以外にもより快適に利用するための更新が含まれているということです。

主な更新内容(ビルド番号:1.220)
・BALMUDA Phoneならではの世界観をAndroid 12上でも体験いただけるよう、600以上の画面に細かな調整を実施
・マイク、カメラの使用をインジケーターでお知らせ
・「おおよそ」の位置情報を選択可能
・プライバシーダッシュボードの提供
・スクリーンショット使用時、画面表示されない部分まで撮影可能
・「スケジューラアプリ」のアイコンが今日の日付を表示
・「時間と天気アプリ」のアイコンが現在の時刻を表示



BALMUDA Phoneはバルミューダ初のスマホで、新たに立ち上げたIT・AV機器などの技術集積度の高い製品群やそれらに関わるアプリ・サービスの展開を行う新ブランド「BALMUDA Technologies」の第1弾製品となります。メーカー版のほか、SoftBank版「BALMUDA Phone(型番:A001BM)」も販売され、通信事業者としてはソフトバンクが独占販売となっています。なお、開発・製造は京セラが担当し、日本国内での生産となるとのこと。

特徴は毎日使うスマホの自然な大きさを考え、ディスプレイは右上のパン地ホールを配置したアスペクト比9:16の約4.9インチFHD(1080×1920ドット)TFT液晶を搭載したコンパクトなボディーを採用し、5Gスマホでは最小級サイズとなっており、外観は曲線だけで構成された美しいプロポーションで自然と手のひらに収まる形状を考えてデザインされています。



またコンパクトなボディーながらワイヤレス充電やおサイフケータイ(FeliCa)が利用可能で、生活防水・生活防塵(IPX4・IP4X)に対応しています。また電源キーは背面に配置され、指紋センサーが内蔵されており、リアカメラとのシンメトリーデザインとなっています。サイズは約123×69×13.7mm、質量は約138g、本体カラーはホワイトとブラックの2色展開。

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 765 5G Mobile Platform」および6GB内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、2500mAhバッテリー、急速充電(PD 3.0)、USB Type-C端子、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、NFC Type A/B、位置情報取得など。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。

・バルミューダ初のスマホ「BALMUDA Phone」が正式発表!11月17日予約開始、11月26日発売。メーカー版が10万4800円、SoftBank版が14万3280円 - S-MAX
・バルミューダ初のスマホ「BALMUDA Phone」を写真と動画で紹介!こだわりのサイズ感やデザイン、独自アプリなどをチェック【レポート】 - S-MAX


BALMUDA Phoneならではの世界観をAndroid 12上でも体験できるように600以上の画面に細かな調整を行ったとのこと。また事前に導入されていたBALMUDA Phone専用フォント「AXIS Balmuda」による美しさと読みやすさも引き続き提供され、「時間と天気」アプリのアイコンが現在の時刻を、「スケジューラ」アプリのアイコンが今日の日付を表示するようになっています

発売時はAndroid 11をプリインストールし、2022年夏にAndroid 12へのOSバージョンアップを提供予定だとしていましたが、ようやく配信開始されました。更新方法は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を開いて「システムアップデート」にて「アップデートをチェック」を押し、さらに「再開」を押してダウンロードが終わったら「今すぐ再起動」を選びます。ソフトバンクが案内している更新に際しての注意事項は以下の通り。

・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大20分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。


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記事執筆:memn0ck


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