常磐道のSAで「外来種ラーメン」いかが 地元名産の天敵 巨大生物の半身ドーンと鎮座
湖の生態系を感じられる商品です。
テレビ番組でつくった商品をSAで
高速道路SA・PAのレストランなどではラーメンが人気メニューのひとつ。ご当地ラーメンも豊富ですが、そのなかでも変わり種が、常磐道 友部SA上り線で提供されています。
常磐道 友部SA。右が上り線(画像:Google)。
それは、外来生物「アメリカナマズ」を使った「ひげふく塩ラーメン」(1200円)、焼き上げたアメリカナマズの半身がどーんとトッピングされています。
NEXCO東日本関東支社のニュースレター2022年8月号で、誕生の経緯が紹介されています。
実はこの商品、同SA上り線の菅沼眞二料理長が、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」に協力して生まれたもの。霞ヶ浦の名産、ワカサギの天敵であるなど、生態系を崩しているアメリカナマズを美味しく食すべく、メニューを開発したそうです。
菅沼料理長によると、「淡白なアメリカナマズの出汁とシジミエキスを合わせたところ、相性が良くおいしいスープになったことが商品化の決め手」だとか。オリーブオイルや鷹の爪などで臭みを消し、アメリカナマズのガラと香味野菜を煮込んだ出汁にシジミエキスを加えたスープが、ちぢれ麺によく絡む一品だといいます。
ちなみに、菅沼料理長率いる友部SA上り線は、NEXCO東日本管内のメニューコンテストで4度のグランプリを需要した実力派だそうです。