秋の味覚、ナシのシーズンが到来です。高根沢町では12日「幸水」が今シーズンの初出荷を迎えました。

初出荷を迎えたのはJAしおのや梨部会が生産した「幸水」です。梨部会では現在、16人の会員が21ヘクタールでナシを生産していて、「元気あっぷ梨」の愛称で産地ブランドを確立しています。

初日の12日は14人の生産者がおよそ4トンを集荷場に運び込み最初に出荷の基準について話し合う「目ぞろえ」を行ないました。JAしおのやによりますとおととしと去年は花が咲く時期に霜の被害を受け出荷量が大きく減りましたが今年は天候にも恵まれ、平年並みの出荷量65トンが期待できるとのことです。きょう箱詰めされた「幸水」は宇都宮市内に出荷されます。

幸水は来週、出荷のピークを迎えその後「豊水」や「あきづき」「新高」そして「にっこり」と品種のリレーが続きます。