佐野市で11日、陸上の短距離種目に特化した大会「SANOスプリント」が開かれ、国内トップレベルの選手が出場しました。

栃木陸上競技協会と日本最古のスポーツクラブ、佐野スパルタ倶楽部が主催した大会には、全国からおよそ530人の選手が参加しました。

会場の「清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)」は、周辺の地形や気象条件など年間を通じてホームストレートが追い風となる環境にあり、好記録を出せると言われています。

大会では2017年の世界陸上4×100メートルリレーで銅メダルを獲得した藤光謙司さんがMCとして参加し、会場を盛り上げました。

注目の的となったのは男子200メートル。先月アメリカのオレゴンで行われた世界陸上4×400メートルリレーで4位入賞を果たした佐藤風雅選手(那須環境技術センター)と中島佑気ジョセフ選手が一騎打ちを繰り広げ、佐藤風雅選手は地元でのレース、20秒72の自己ベストをマークし会場を沸かせました。