コロナ禍の帰省ラッシュピーク 臨時検査所は混雑
新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大する中、お盆をふるさとの栃木で過ごす人たちの帰省ラッシュが11日、ピークを迎えました。
JR東日本によりますと、今月10日から17日までの8日間の東北新幹線の予約率は先月26日の時点で、新型コロナが流行する2018年と比べて92%まで回復しています。
お盆の帰省などで混雑のピークを迎えた11日、東北新幹線の指定席の予約はほぼ満席となっていますが、自由席では東京を午前8時8分に発車した仙台行き、やまびこ127号が80%の乗車率になったのが最高でした。
帰省や旅行などで利用者が増えていることから、JR東日本では車内でのマスク着用など感染防止対策への協力を呼びかけています。
一方、県が今月5日からJR宇都宮駅東西自由通路に設置した臨時の無料検査所では11日、帰省のピークを迎えたこともありオープン前には20人ほどが列を作っていたということです。午前10時の時点でおよそ140人が検査を受けました。1日あたりの検査人数はこれまでと比べ1.5倍近くになっています。
検査を受けた人の中には、東京から栃木に帰省し両親に検査を勧められた人や、帰省する実家が県内だが高齢の親がいるので検査を受けに来た人などがいました。
この無料検査はJR小山駅にも設置されていて、どちらも今月18日までです。