病院や介護施設向けの給食を1日に10万食製造する国内最大級の工場が栃木市内に完成し10日竣工式が行われました。

栃木市の千塚産業団地内に完成したのは東京に本社を置く病院・介護施設の給食サービス国内最大手、日清医療食品株式会社の「ヘルスケアフードファクトリー関東」です。

   

病院や介護施設の厨房で行っていた献立作成から発注、調理などを一手に引き受け、365日にわたり1日3食の一般食と治療食などを製造して各施設に配送します。

1日10万食の製造で日清医療食品の東日本エリアをカバーする新たな生産拠点となります。

工場は鉄骨造、2階建てで延べ床面積はおよそ2万2千平方メール、セントラルキッチンという集中調理施設方式で調理工程や搬送工程などの自動化、食材の品質管理などで最新鋭の機能を備えています。

10日の竣工式には日清医療食品の立林勝美社長や栃木県と栃木市の関係者などおよそ50人が出席して完成を祝いました。工場は今年11月に操業を開始します。