デジタル技術を活用して、市民が健康で安全に安心して暮らせるまちづくりを目指す「スマートシティ」の推進協議会が9日、佐野市で設立されました。

 

設立されたのは「スマートセーフシティ佐野推進協議会」です。 

 

スマートシティとは、地域の課題を解決したり市民の利便性の高めるなどの取り組みを行うもので、佐野市は市民の健康と安全・安心に重点を置いていて、「スマートセーフシティ」と名付けました。

 

協議会には、佐野市をはじめ市内の法人や民間事業所など44の団体が参加しています。9日の設立総会では、金子裕市長が「市民が健康で安全に安心して暮らせる持続可能なまちづくりの取り組みを推進する」と設立の趣意を説明し、規約を了承して協議会が設立されました。会長には、金子市長が就任しました。

 

今後は独自に開発した情報を管理する「都市OS」を活用して、健康増進・観光促進事業やデジタルハザードマップの運用などに取り組む予定です。

 

続いて基調講演が行われ、県の小林圭介CMO(最高マーケティング責任者)が、「『人』を中心としたサービスを考える」をテーマに講演しました。