今週末からお盆の期間を迎えるにあたり、福田富一知事は9日、臨時会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大に伴いひっ迫している発熱外来への対応や救急外来と救急車の適切な利用などについて県民に呼びかけました。

 

福田知事は診療・検査体制を有効に活用するために症状が軽く、65歳未満で基礎疾患や妊娠がない場合、まずは自宅療養の検討を呼びかけました。また、緊急を要しない場合は夜間や休日の受診を控え、救急車の要請は適切に行ってほしいと訴えました。

 

20代の軽症で重症化リスクが低い人に対して、10日からメールでの申し込みによる検査キットの配布を始めます。検査キットで陽性になった場合は、11日から県が設置する陽性者登録センターに申請することで、医療機関を受診することなく医師の陽性診断を受けられるということです。