3年ぶりの開催が予定されていた県内で最大規模の夏祭り、宇都宮市の「ふるさと宮まつり」について開催委員会は3日、新型コロナウイルスの感染者の急増を受け中止を決定しました。

開催委員会では、新型コロナウイルス感染拡大の第7波に入った中でも、まん延防止等重点措置や、緊急事態宣言などが発令されない限り8月6日と7日に開催する予定で準備を進めていましたが、4日に県がBA.5対策強化宣言を発令する見通しとなったため中止を決定しました。

開催が3日後に迫った中での決断で3年ぶりの開催は叶いませんでした。

7月には、臨時の総会を開き、開催する方針を確認したばかりで、そこから一転、3年連続の中止決定に委員会の担当者は、「開催に向け準備をしていたが、感染拡大のスピードが想定以上だった」と悔しさをにじませました。