今年度の日本酒に関する国際的なコンテストで栃木県内の酒蔵が多くの賞を受賞をしたことを受け、栃木県酒造組合の関係者らが1日、福田富一知事を表敬訪問しました。

 

福田知事のもとを訪れたのは、県酒造組合の会長で大田原市の天鷹酒造株式会社の尾崎 宗範社長など、県内4つの酒造会社の代表者です。

天鷹酒造は、イタリアで開かれた日本酒の審査会で、プラチナ賞を受賞、宇都宮市の井上清吉商店はイギリスのワイン品評会・IWCで最高賞にあたる「チャンピオンサケ」に選ばれるなど、栃木の酒が国内外のコンテストで高い評価を得ました。    

 

尾崎会長らは「いろいろなコンテストで上位を独占するなど、栃木の酒がかつてない素晴らしい成績を収めました」と福田知事に報告しました。 

 

福田知事がそれぞれの蔵元に「世界一までの道のり」について質問すると、「栃木のおいしい水と米が秘けつです」などと答えていました。

 

最後に福田知事が「各市町と連携し、今回の世界一をどういうふうに県民の皆さんの根っこに植え付けていくか、真剣に考えたい。みんなで頑張りましょう」と話しました。