「EV専用ナビタイム」登場 対象はピュアEVだけ 他のナビアプリと何がどう違う?
ガソリン車とは走り方が違うってわけだ!
EVならではのルート検索とは
ナビタイムジャパンは2022年7月27日(水)、EV(電気自動車)専用カーナビアプリ「EVカーナビ by NAVITIME」の提供を開始しました。
「EVカーナビ by NAVITIME」のイメージ(画像:ナビタイムジャパン)。
車種登録をして利用するカーナビアプリですが、ガソリン車やハイブリッド車、プラグインハイブリット車も対象外。あくまでピュアEVを対象としたサービスだそう。通常のカーナビアプリとどう違うのでしょうか。
「EVカーナビ by NAVITIME」は、次のようなEV専用機能があるそうです。
・車種ごとの航続距離予測と、視覚的にわかりやすいルート上のバッテリー残量表示。
・最適なタイミングでの経路充電を考慮し、自動で充電場所を追加したルートの提案。
・全国約2万か所に対応し、充電器の種類などで絞り込みのできる「EV充電スタンド検索」。
・ルート沿いの充電スポットを地図上に表示。
・CO2排出量削減への貢献度の可視化。
ナビタイムジャパンによると、EV保有者の調査で約5割が「充電の時間」「航続距離」に不安があると回答しているといいます。そこで同社は、車種ごとにバッテリー残量を予測する技術や、最適なタイミングでEV充電スタンドと充電時間を自動的に経由地として設定するルート探索技術を開発したとのこと。EVユーザーのストレスを軽減し、EVの普及を促進することでCO2排出量削減に貢献したいということです。
なお、アプリのダウンロードは無料で、8月中はすべての機能を無料で利用可能。その後は、ナビゲーションやVICS渋滞情報などの機能を有料で提供予定だといいます。