かつての鉄路に思いを馳せて探訪してみては。

幌加内町内のバス停で乗車or降車する場合


資料館として再整備されたJR深名線の沼牛駅(画像:幌加内町)。

 ジェイ・アール北海道バスは2022年7月21日(木)、深川市と名寄市をむすぶバス路線「深名線」で、幌加内町内で乗降した場合に運賃が無料となるキャンペーンを実施すると発表しました。

 無料となるのは、幌加内峠下〜牧場前間にある幌加内町内のバス停で乗車または降車した場合。たとえば深川駅から幌加内バス停まで行くと、通常運賃1130円のところ、無料に。52.3kmの道のりをお得に移動できます。もちろん町内で乗降するする場合も対象となります。

 これは幌加内町の地方創生臨時交付金によるキャンペーン。対象となる日は7/31(日)と、来年2/23(木祝)までの年末年始のぞく祝日です。

 深名線は、かつてのJRローカル線を引き継いで運行される路線。JR深名線は深川〜名寄間121.8kmを途中駅19駅でむすんでいましたが、1995(平成7)年に廃止されました。バスは現在、深川〜幌加内が7往復、幌加内〜名寄が平日4往復・休日3往復運行されています。幌加内町内には、かつての深名線の駅舎など鉄道遺構がいくつか保存されています。