かつての長距離夜行に思いを馳せて。

昼の部は「上野〜尾久」で往復運転


寝台特急「カシオペア」のE26系客車(画像:写真AC)。

 JR東日本は2022年7月21日(木)、かつて上野〜札幌を結んでいた寝台特急「カシオペア」の車両を利用したイベントを、上野駅で8月に実施すると発表しました。

 このイベントは8月13日(土)と20日(土)の2日間、深夜の部と昼の部に分けて開催されます。どちらも「カシオペア」に使用されていたE26系客車の個室(カシオペアツイン)を体験することができます。

 深夜の部「mid-night edition」は、13番線に停車中の「カシオペア」の車内で一晩を過ごし、JR東日本社員による座談会に参加するほか、終電後の駅構内のツアーも行われます。座談会では車両メンテナンスや列車の運転などに関する秘話やこだわりを聞くことができます。金曜日深夜に集合し、翌1時20分から4時40分までの開催となります。

 昼の部「day-time edition for kids」では、上野〜尾久間の往復運転も行われます。先述の個室体験のほか、車掌室での放送体験などのイベントが用意されます。また、個室ごとに、こだわりの駅弁とカシオペアの朝食弁当がそれぞれ配布されます。

 参加費用はそれぞれ1組34000円〜36000円。夜の部は18歳以上2名まで、昼の部は小学生と保護者の2名が参加できます。各日先着35組まで。申し込みは7月24日12時から、JRE MALLにて。

 各イベントとも、軽食やオリジナルグッズの提供のほか、プラレールジオラマ展示や、社員撮影のカシオペア写真展、ヘッドマーク展示、参加者限定の鉄道古物オークションなどのとくてんがあります。