5回に右翼席に着弾する20号ソロを放ったエンゼルスの大谷

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○ ブレーブス 7 − 2 エンゼルス

<現地時間7月23日 トゥルイスト・パーク>

 エンゼルス大谷翔平選手(28)が23日(日本時間24日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に後半戦初アーチとなる20号ソロを放ったが、チームは5連敗で借金16となった。

 大谷は6点を追う5回の第3打席、一死無走者の場面でナ・リーグトップタイの11勝を挙げているブレーブスの先発右腕・ライトと対戦。カウント2−2後の低めチェンジアップを上手く捉えた打球は、痛烈なライナーで右翼席に飛び込む20号ソロとなった。打球速度110マイル(約177.3キロ)、飛距離は361フィート(約110メートル)を計測。角度22度の弾丸アーチだった。

 これで22本塁打を放った2018年、ア・リーグ3位の46本塁打を放った2021年に続き、2年連続3度目のシーズン20本塁打に到達。メジャーでシーズン20本塁打を3度以上達成した日本選手は、5度(2004、2005、2007、2009、2010年)達成している松井秀喜の次いで2人目となった。

 ところが大谷の追撃弾直後に、ネビン監督代行が審判団に向かって厳しい表情で怒号を浴びせ退場。球審の判定に不満を抱いていたようで、今季途中からチームを指揮している監督代行は早くも3度目の退場となった。

 大谷は3回の第2打席に後半戦初安打となる右前打を放ち、弾丸ソロ含む4打数2安打1打点を記録。打率は.259、OPSは.840にアップした。しかし、この日もエンゼルスは投打が噛み合わず完敗。3回5失点KOの先発・サンドバルは6敗目(3勝)を喫した。