「美しすぎるレディ」が800万円超え!? 赤ボディ映える「フェアレディZ」にうっとり! 極上車の特徴
綺麗すぎてうっとり…海外サイトに800万円の4代目「フェアレディZ」が
日産「フェアレディZ」は、同ブランドを代表する人気スポーツカーのひとつです。
2022年夏には新型モデルも登場する予定となっており、特別仕様車「プロトスペック」の価格は約700万円となっています。
そうしたなかで、4代目フェアレディZ(Z32型)が中古車市場で約800万円のプライスがつけられていますがどのような特徴を持っているのでしょうか。
フェアレディZは、「GT-R」に並んで、同ブランドを代表するスポーツカーとなっています。初代の誕生は1969年と歴史が長く、現在に至るまで幅広い年齢層のユーザーを虜にしてきました。
【画像】惚れるほど美しい…! 33年前のレディを写真で見る!(15枚)
フェアレディZといえば、ロングノーズ&ショートデッキのスポーツカーらしいシルエットに、V型6気筒のターボエンジンとFRの駆動方式が伝統的なモデルです。
初代や2代目の可愛らしい丸目のヘッドライトから、3代目のリトラクタブルヘッドライトを通して、現在では切れ長でシャープなライト形状が特徴となっています。
また、とくに5代目からはボディの形状が丸く、カッコよさもありながら、どこか女性的な曲線美ももつ、美しいモデルへと進化しています。
そんなフェアレディZは、2022年夏にも新型モデルが登場する予定となっており、同年2月時点からは特別仕様車の先行予約も開始され、大きな話題となりました。
このように、現在もっともアツい1台となっているフェアレディZですが、海外の中古車サイトには、新型より33年前に発売された4代目モデル(Z32型)が出品されています。
新型フェアレディZの車両本体価格は、最上級グレードの「Proto Spec」で696万6300円となっていますが、今回出品されている4代目モデルは中古車でありながら6万2000ドル(日本円にして約845万円)もの価格がつけられています。
出品された車両は、1990年製のツインターボ仕様のマニュアル車で、真っ赤なボディカラーをまとった1台となっています。
画像を見る限り、ボディには艶があり、色あせなどはまったくなさそうです。さらに、ランプ類にも黄ばみや曇りがなく、新車のような輝きが見て取れます。
内外装は純正のかたちを残しており、車載ジャッキや説明書など、当時の純正アイテムもそのまま付属されています。
内装の状態は非常に良好のようで、純正のファブリックシートに、BOSEのサウンドシステムを搭載。
ステアリングやシフトノブ、シフトブーツといった傷みやすいレザーパーツも破れなど一切見られません。
さらに、総走行距離はおよそ1万6000kmと非常に少ない数値となっており、観賞用として大切に保管されていたことがうかがえます。
新型よりも高値で取引されている4代目フェアレディZ。どのようなユーザーに購入されるのか気になるところです。
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なお、当該車両の出品は、アラブ首長国連邦・ドバイからとなっています。
サイトでは、「1990年の日産ショールームにタイムスリップしたかのような気持ちになれる車両」とされており、改めて、新車同様の美しさとなっていることがわかります。