【▲参考画像:発射台に運ばれる「ヌリ号」(Credit: KARI Twitter)】


韓国航空宇宙研究院(KARI)は日本時間2022年6月21日、韓国の国産ロケット「ヌリ」の2回目の飛行試験を実施しました。


KARIのSNSによると、ヌリは高度700kmに達し、搭載していた人工衛星を予定の軌道(SSO:太陽同期軌道)へ投入することに成功したとのことです。


打ち上げに関する情報は以下の通りです。


 


■ヌリ(KSLV-II) 


打ち上げ日時:日本時間2022年6月21日16時0分(成功)
発射場:羅老宇宙センター(韓国全羅南道)


搭載されていたのは、性能試験用の衛星「PVSAT」と、4つの小型衛星「CubeSat (6U) STEP Cube Lab-II」「CubeSat (3U) SNUGLITE-II」「CubeSat (3U) MIMAN」「CubeSat (3U) RANDEV」です。



なお、今回のヌリの飛行試験は、天候の影響や燃料タンクのセンサーの不具合により、2度延期された後の実施となりました。


 


Source


Image Credit: KARIGo4Liftoff - Nuri | Flight Test 2

文/sorae編集部 速報班