制作時間は2分!家庭菜園始めるなら「牛乳パックプランター」で決まり!収穫まで型崩れ一切ナシです

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牛乳が入っている紙パックでプランターが作れるって知ってますか? びっくりするほど簡単なのに、丈夫で長持ち、使い勝手良しととっても便利なんですよ。しかもたったの2分(ゾーンに入れば1分半!)で作れちゃいます。今回はこの「牛乳パックプランター」でラディシュやベビーリーフを育てているわたしが、その作り方と野菜を育ててみた感想をお伝えしようと思います。

牛乳パックで「ラディッシュ」育ててみた!35日で収穫できた♪初心者でも簡単

「牛乳パックプランター」の作り方

〇必要なもの

・1Lの牛乳パック
・ホッチキス
・カッター
・千枚通し(小さな穴をあけられるものなら可)

※定規、塗料(必要に応じて)

1.牛乳パックの頭の部分をホッチキスで留める



牛乳パックはよく洗って乾燥させたものを準備します。口を開いた牛乳パックであれば均等に2か所程、留めます。

2.牛乳パックの側面を、端を1cm程残してカッターでくり抜く



下の画像のようにくぼみ部分を上にして切ってしまうと、くぼみに水や土が溜まってしまいます。


↑↑失敗例

このくぼみ部分が横にくるように置いて、上面をくり抜くのがオススメです。

3.側面に4、5か所、千枚通しで排水用の穴を開ける



穴を開ける場所は下から1㎝あたりのところ。側面は2面あるので、それぞれ同じように穴を開けます。千枚通しが見当たらない時には、画びょうで穴を空けて、ペン先でぐりぐり広げてもOK(笑)。

2分かからず完成!

作り慣れれば1分30秒で制作完了! あとは土を入れて、タネや苗を植えればOKです! 

塗装や装飾をしてオリジナルを楽しむ



土を入れる前に、牛乳パックプランターに塗装や装飾をすれば、世界にひとつだけのプランターに。統一感を出したいけど手間と時間をかけたくないわたしは、ハケ付きで簡単に塗れる水性室内用ペイントで白、くすみブルーに塗っています。

お家のイメージに合わせておしゃれに牛乳パック栽培を楽しみたい、という方にパックの塗装はおすすめです。

また、子どもと一緒にお絵描きするのもいいですね。

自分が作ったものには愛着が湧き、関心を持ちます。わが家ではラディッシュ(二十日大根)、小松菜、ベビーリーフなどの葉物野菜を育てていますが、栽培から収穫、食卓に並ぶまで子どもも興味津々で「食育」にも繋がっています。

立派なラディッシュを収穫!牛乳パックプランターには予想以上の強度が!



穴の数や場所などを含め、この作り方でサクッと作った牛乳パックプランターですが、問題なく立派なラディッシュを収穫することができました。

ラディッシュは、種まきから全て収穫し終わるまで約1か月。牛乳パックはもっとヘナヘナになるかと思いきや、形が崩れることもなく予想以上に強度がありました。

ただ、牛乳パックはコーティングされているとはいえ紙でできているので、底面が長時間水に触れた状態だと、劣化が早く進んでしまいます。なので、トレイや受け皿の縁に橋渡しして、地面に直に触れないような工夫をしています。



割りばしのような棒状のものを2つ並べて、その上に置いてもOK。必ずしなければならないわけではありませんが、長持ちさせたいのであればぜひ試してみてください。

劣化の速度は育てる時期や環境、パックの種類や塗装の有無でも違いがあります。口が広がってきたり穴が開いたりしたら、新しいパックに取り換えるのがオススメ。

牛乳パックを縦に使うのもアリ!

牛乳パックを縦に使えば、ミニニンジンなどの根菜も育てられます。またSNSではビタミンC豊富なゴーヤを育てた!という情報もありますね。

お家に空になった牛乳パックがある方は、牛乳パックプランターで家庭菜園を始めてみてくださいね。
これはおすすめです!

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