フィンランド独立100周年記念 六本木ヒルズに北欧料理の店「フィンランドキッチン タロ」がオープン - 田野幸伸
※この記事は2017年03月02日にBLOGOSで公開されたものです
フィンランド独立100周年
森と湖とムーミンの国、フィンランド。1917年12月6日にロシア帝国から独立し、今年で100周年を迎えました。ソ連と戦争状態に陥りながらも、独立を維持して100年目となります。
そんな独立100周年を記念し、東京・六本木ヒルズに北欧料理の店「フィンランドキッチン タロ」がオープンしました。
報道向けレセプションがあるというので、さっそくお邪魔してきましたよ。
東京メトロ日比谷線六本木駅を降りてすぐ、メトロハットハリウッドプラザのB2Fにお店はあります。大きなフィンランドの国旗が目印。
あらー、シャレオツな店内。家具や食器は北欧のアンティークを中心にセレクトですって。イケアもビックリだわ。
店名の「タロ」はフィンランド語で「家」。ゆったりくつろげる北欧の湖畔のホームパーティーをイメージしたあたたかいおもてなしがテーマだそうな。北欧の湖畔のホームパーティーに呼ばれることは一生ないと思うので、雰囲気だけでも味わっておきましょう。
さあ、お楽しみの北欧料理。北欧料理ってそもそもどんなものなのか。
まずこちら、仔牛の北欧ビール煮込み。うほほ。
フィンランドは寒いお国なので、根菜をたくさん食べるそう。葉物野菜とか凍っちゃうもんね。去年ヘルシンキ空港でトランジットした時に撮った写真がこちら。海がバッキバッキに凍ってます。農業どころじゃない。
木曜日限定「木曜日の豆のスープ」。フィンランドでは毎週木曜日に豆のスープとパンケーキを食べる習慣があるんだそうな。お店でも木曜日限定なんですって。
あ、優しいお味。
お好みでマスタードを入れてもGOOD。
そしてこのパンケーキが美味しかった!
僕らの知ってる「パンケーキ」とはぜんぜん違うやつで、膨らませずにもっちり焼き上げたもの。食感としては焼きチーズに近い。これは食べて欲しいわ。
北欧と言えばベリーがしこたま取れることで有名ですが、ベリーパイも絶品なわけで。コチラはフィンランドで160年以上の歴史がある老舗カフェEkberg(エクベリ)の直伝レシピだとか。
エクベリはこんなお店。国の独立の歴史よりカフェの歴史のほうが長いわけです。
そうそう、この「木曜日の豆のスープ」や「もっちりパンケーキ」はフィンランド大使館料理長エレナ・アダさんのレシピなんだとか。大使館の料理長ってカッコイイよね。
コーヒー&スイーツでブリリアントな午後を
そしてそして、一押ししたいのがフィンランドナンバーワンコーヒーの「ロバーツコーヒー」。素敵なカップで出てきます。
北欧っぽく「ブルーベリーコーヒー」をセレクトしたら大当たり!
このロバーツコーヒーは、フレンチプレスでいただくのがベストなんだとか。ペーパーフィルターで濾さないので、豆の脂分や香りがダイレクトに楽しめます。あああ…コーヒー香りの上にふわっと香るブルーベリー。まさに北欧!って気分。
「ミルクを入れて味を変えるのもおすすめですよ」と言われたので、普段はブラック派のボクもチャレンジ。ブルーベリーにミルクとかもうよくわかりませんが…。
美味しいwwww。
どこへいっても満席でカフェ難民になりがちな六本木ヒルズ。もっちもちのパンケーキやたっぷりベリーのパイを、香り高いコーヒーでいただける店が増えましたよ。全女子が行くべき。IT系の39歳のオッサンも通っちゃう。
フィンランドのビールやカクテルなんかもあるので、左党の貴方も大満足間違い無し。こちら「カイピヤロスカ」というライムとフィンランディアのまったりとしてさっぱりとしたカクテル。
お店は2018年1月末日までの期間限定オープンとなりますので、六本木ヒルズにお出かけの際にはチェックしてみてくださいね!
お店データ
店名:フィンランドキッチンタロ
住所:六本木ヒルズメトロハットハリウッドプラザB2F
TEL:03-3478-1917
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:00)