RAV4とハリアーが大幅値上げの可能性アリ、装備充実と半導体不足の影響か
RAV4とハリアーが大幅値上げか
9月下旬~10月上旬の間に予定しているとされるトヨタ「RAV4(PHV含む)」「ハリアー」の一部改良。
どちらも改良内容は全く同じで、今年1月に発売した新型ノア&ヴォクシーと同等の最新マルチメディアシステムを搭載することが明らかになっています。
以前の記事では、これによって車両価格が7~10万円ほど上昇するとお伝えしていましたが、新たに入手した情報によると更に値上げするのではないかとのことでした。
■特にRAV4は最大20万円ほど価格が上昇?
あくまでまだ確定値ではありませんが、最も値上げする可能性があるのがRAV4の上級グレード「アドベンチャー」で20万円。1グレード分とはいかないものの、オプションをしっかり付けられる金額です。
ハリアーについてはRAV4ほど変動はないにしろ、10万円は上がる可能性が高いです。
半導体メーカーとの調整が難航か
トヨタディーラーの販売店に取材したところ、想定よりも値上げ幅が大きくなる要因には半導体メーカーとの折り合いがつかなくなってしまったのではないかとのことでした。
次回の一部改良では、ほぼ全グレードでナビディスプレイまたはマルチインフォメーションディスプレイのサイズが拡大するほか、画質の向上、デジタルインナーミラーに録画機能を追加といった変更が加えられます。
このあたりの変更が、半導体不足の影響を大きく受ける原因のひとつとして考えられています。また、今までオプション設定だった機能やETC2.0とナノイーXなども標準装備になることも当然影響しているでしょう。
発売は秋頃になると予想
一部改良後のRAV4とハリアーはの発売日は9月下旬~10月上旬になると予想。生産開始については10月3日から開始するという情報を入手しています。
両車ともに現在はオーダーストップという状況で、改良前の新車を購入することは出来ません。値上げするとは言ってもまだ暫定値であることに加え、先進装備もその分かなり進化するので、ひとまず販売店で見積もってもらうのも視野にいれておいてはいかがでしょうか。
価格について今後新たな情報が入り次第お伝えします。