騒がれたドイツの逸材FWが2部で“2ゴール”のみ…… レヴァンドフスキの後継者候補の期待もあった男の今
世代別のチームで得点を量産していたからといって、トップチームでの活躍が確約されているわけではない。
今季レンタル先で苦悩していたのは、バイエルンからドイツ2部のホルシュタイン・キールへレンタル移籍していた22歳のドイツ人FWヤン・フィーテ・アルプだ。
フィーテ・アルプは世代別ドイツ代表の頃より有名で、U-17ドイツ代表では19試合18ゴールと爆発。ハンブルガーSV時代にもU-17カテゴリーでは45試合で37ゴールを奪うなど、大きな期待を背負っていたのだ。
今季のフィーテ・アルプは2部で24試合に出場し、2ゴール1アシスト。途中出場するケースが多く、フル出場も2試合だけだ。満足なレンタル移籍とは言えない。
今夏にはバイエルンへ戻ることになるが、現段階ではブンデスリーガ1部で戦うのは難しいだろう。プロの壁にぶつかった印象だが、フィーテ・アルプのキャリアはどう動いていくのか。来季は1からやり直すことになりそうだ。