AMD Zen 3アーキテクチャを採用する「AMD Ryzen Threadripper PRO 5000WX」シリーズプロセッサが、レノボが販売しているワークステーションPC「ThinkStation P620」のカスタマイズで選択できるようになっている。

Lenovo「ThinkStation P620」

AMD Ryzen Threadripper PROシリーズは、AMD Ryzenシリーズプロセッサの中でも大きなパッケージを採用してより多くのコアを搭載するラインナップ。L3キャッシュを統合したほか、クロックを高めて前世代比でIPCを約19%高めている。今回レノボのワークステーションPC「ThinkStation P620」で選択できるようになったのは、CPUのアーキテクチャに現行デスクトップ向けとしては最新となる「AMD Zen 3」を採用しているモデルで、今年3月に発表されていたもの。12コア24スレッドの「AMD Ryzen Threadripper 5945WX」から64コア128スレッドの「AMD Ryzen Threadripper 5995WX」まで、あわせて5製品をThinkStation P620のカスタマイズに用意している。

ThinkStation P620は豊富なカスタマイズ項目を備えたワークステーションPCで、構成の一例として「4K編集/3DCG制作プレミアム」をAMD Ryzen Threadripper PRO 5995WX、DDR4 128GB×8メモリ(ECC)、NVIDIA Quadro RTX 8000 48GB×2、512GB SSDや2TB HDDを搭載し、Windows 11 Proをインストールすると4,691,390円。記事制作時点では特別割引として1,308,384円が差し引かれており、さらにEクーポンを適用すると3,380,806円で購入できる。

AMD Ryzen Threadripper PRO 5000WXラインナップ