東京五輪でも活躍した鈴木誠也【写真:Getty Images】

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会見後にツイッター更新「あまりの緊張感でそこだけぶっ飛んで…」

 米大リーグのカブスと5年契約を結んだ鈴木誠也外野手が18日(日本時間19日)、アリゾナ州メサの球団施設で入団会見を行った。終了後、会見で言い忘れていた一言があったことをツイッターで告白。広島ファンを感動させている。

 背番号27を選んだ理由を問われた鈴木は「(エンゼルスで27番をつけるスター選手)マイク・トラウト、アイラブユー」と英語で答え、笑いを誘うなど、和やかな雰囲気に包まれた会見。堂々たる振る舞いだったが、心残りが一つあったようだ。

「無事契約が終わりました! また新たなスタートが始まります!」と報告した鈴木は「会見で広島東洋カープから来ましたと言おうとしてたのですが、あまりの緊張感でそこだけぶっ飛んでしまいました、カープファンの皆さんすいませんでした」と告白した。

広島東洋カープから来ました」は鈴木と同じように広島からメジャー挑戦した黒田博樹がヤンキース入団会見で発した台詞。それを意識した様子で、鈴木は「カープの一員で入れたこと本当に誇りに思います! 感謝の気持ちを忘れず頑張ります」と改めて古巣に感謝した。

 スタッフらとの集合写真も掲載。日本のファンからは「言おうとしてくれた、そのお気持ちだけで鯉党として感無量です」「カープファンは胸が熱くなります」「その気持ちだけで泣けてきます」などの声が上がっていた。

(THE ANSWER編集部)