「Mac Studio」前面Appleは、日本時間の2022年3月9日(水)に実施された製品発表会で「Mac Studio」を発表した。Macのデスクトップ製品の新機種。高いスペックを備えながらも、現行の「Mac Pro」よりは遥かにコンパクトで、「Mac mini」に近い形の筐体デザインが実現されている。「Mac Studio」の大きさは、設置スペースが19.7cm四方で、高さが9.5cm。筐体の後部と底部に4,000個以上の穴が開けられており、両側に送風機を配置するなどで熱への対策を図っている。また、Appleシリコンの効率性により、負荷の高い処理でも「驚くほど静か」であると発表された。高いパフォーマンスと本体の小型化の両立に成功した理由として紹介されたのは、独自設計のApple M1チップ。「Mac Studio」では、これまで最上位であった「M1 Max」のほか、新しい上位グレードの「M1 Ultra」を搭載したモデルも選べる。「M1 Max」は10コアのCPU・最大32コアのGPU・最大64GBのユニファイドメモリ・400GB/sのメモリ帯域幅で、新しい「M1 Ultra」は20コアのCPU・最大64コアのGPU・最大128GBのユニファイドメモリ、800GB/sのメモリ帯域幅。「M1 Ultra」は、2つの「M1 Max」チップのダイを相互接続する新技術「UltraFusion」によって実現されている。「Mac Studio」のM1 Maxモデルの価格は249,800円〜(税込)で、基本構成では32GBのメモリと512GBのSSDを搭載。「Mac Studio」のM1 Ultraモデルの価格は499,800円〜(税込)で、基本構成では64GBのメモリと1TBのSSDが採用された。インターフェイスも多彩で、その中でも特に2基のUSB Type-C(M1 Maxモデル)またはThunderbolt 4(M1 Ultraモデル)やSDカードスロットが本体前面に配置されたことは大きな魅力。製品の予約注文受付は既にスタートしており、3月18日(金)に販売が開始される。なお、今回の製品発表会では、Appleシリコン搭載のMacと「Mac Pro」について、「私たちの移行も完了に近づきました。残る製品はあと1つMac Proのみです。しかし、それは別の日に」と独特の言い回しで触れられた。このことから、今後のさらなる発表にも期待が高まる。「Mac Studio」背面同時発表された「Studio Display」ともマッチしやすく、ディスプレイ下部のスペースに収まるほどコンパクトApple
価格:
「Mac Studio(M1 Maxチップ)」249,800円〜(税込)
「Mac Studio(M1 Ultraチップ)」499,800円〜(税込)
URL:https://www.apple.com/jp/
2022/03/10