全国的にあまり知られていないけれど、その地域の魅力を発信する「ご当地コスメ」が各都道府県にありますよね。今回は、熊本発の化粧水をご当地ライターの松野久美さんがレポートしてくれました!

熊本県内でも知る人ぞ知る自然派化粧水を試してみた!

結婚を機に神奈川から熊本に移り住んで早6年。義母と義姉はよく、熊本のおいしい食べものやおすすめの温泉、旅館などを教えてくれます。

つい先日も「五條の霧水(ごじょうのきりすい)」という、地元の化粧水をプレゼントしてくれました。使ってみたらちょっと感動したので、使用感を共有します!

●お試しのつもりが、約20年もリピート中

五條の霧水は阿蘇の水と肌にやさしい成分でつくられた化粧水。水のようにサラッとしたテクスチャーなので、日中に乾燥を感じたらシュッと吹きかけて保湿できる手軽さも魅力です。

化粧水のパッケージは超がつくほどシンプルだったこともあり、義母と義姉も、半信半疑で使い始めたとか…。ところが全身に使ってみると、二人ともかかとにいちばん変化があってびっくりし、リピート歴はもう20年に。

義姉は、かかとは専用のやすりで角質を削ったあと、この化粧水を塗り込んで靴下を履いて過ごすとガサガサ度が違うみたいです。ほかにもお風呂上がりに顔に吹きかけたり、髪のあほ毛を抑えたり、肌が弱い娘さんにも赤ちゃんの頃から使っているそうです。

夫も学生時代から愛用しているのですが、ただ、夏はベトつく場合もあるので、季節によって使う量を変えるのがよさそうです。

●かかとに試してみると…

そして、私もさっそくお試し。乾燥肌なので顔への保湿はものたりないのですが、もともと固くてザラついていたかかとはやわらかく、ふにふにした感触に。細かいひび割れが閉じたような、ひびが浅くなったような気がします。

ちなみに私の実家の両親にも使ってもらったのですが、70代だけあって、二人ともかかとは乾燥して真っ白く、ひび割れから皮膚が魚のうろこのようにめくれあがっていました。しかし、「かかとのカサつきはまだあるけど、ささくれみたいなのがなくなった気がする」と父もびっくり。母は、肌にうるおいを感じるようになったそうです。

 

●家族みんなで1本使えて便利

最近、ほっぺの乾燥が激しい11か月の子どものほっぺにも塗ってみたところ、数日で皮むけが落ち着きつるんとしたほっぺに。家族みんなで使えるので1本あると気軽に保湿できるのがいいなと感じました。

熊本の温泉施設の売店コーナーでよく見かけ、2000円前後で購入できます。ご当地アイテムは、今回紹介したもの以外にもたくさんあるので、いつか熊本に遊びにきたときにはぜひチェックしてみてくださいね。

感想は個人の体験談です