『ザ・クラウン』クレア・フォイ、Facebookを描くHBOドラマに主演

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2021年に発表されたニューヨークタイムズ・ベストセラー「An Ugly Truth: Inside Facebook's Battle for Domination(原題)」のシリーズ化にあたり、入札競争が巻き起こっていたが、最終的に米HBOにて製作されることが決定したと米The Hollywood Reportersが伝えている。

『Doomsday Machine(原題)』というタイトルで進行している本作は、リミテッドシリーズになる予定。HBOに加えて『スティルウォーター』の制作会社である米Anonymous Contentと、『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』などを手掛ける米Wiipが共同製作を務める。

Facebookの暴露本を原作とする本作で主演を務めるのは、Netflixで配信中の大人気シリーズ『ザ・クラウン』でエリザベス2世の若かりし頃を演じてエミー賞に輝いたクレア・フォイ。クレアは、Facebook初の女性役員となった最高執行責任者のシェリル・サンドバーグを演じる。

もうひとりのメインキャラクターは、言わずと知れたマーク・ザッカーバーグになる予定だが、まだキャストは発表されていない。ちなみに、最近脚本家のアーロン・ソーキンが続編の可能性も示唆した2010年公開の『ソーシャル・ネットワーク』では、ジェシー・アイゼンバーグがザッカーバーグを演じていた。

『ソーシャル・ネットワーク』に比べ、より魅力的な人間ドラマ要素が増え、政治的にも社会的にも多くの難しい問題が潜む中でFacebookがいかに地雷を避けながら成長を続けたのか、その歴史を追うという『Doomsday Machine』。世界中の何十億という人々が繋がり、情報交換することのできる一大ネットワークの生みの親である二人を描く物語に期待が高まる。

脚本はピューリッツァー賞受賞劇作家のアヤド・アクタルが務める予定。彼はクレアと共に製作総指揮にも名を連ねる。(海外ドラマNAVI)

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クレア・フォイ©JW/Famous