銚子電鉄、車両故障で1編成運休 老朽化が進行...3本中1本のみ稼働に
千葉県銚子市の銚子電鉄(銚子〜外川)は保有する車両の機器に故障が発生したため、2022年1月25日から朝の列車上下2往復を運休すると発表した。
銚子電鉄では所有車両3編成のうち1本が検査中で、25日からは1本のみでダイヤを維持する。
故障車両の復旧は「相当の時間を要する見込み」
銚子電鉄は3編成6両の営業用車両を保有しているが、いずれも京王電鉄で1950〜60年代に就役した車両で、車齢60年前後にのぼり老朽化が進んでいる。現在3000形3001編成は車体全般を解体して修繕する全般検査中で、3月まで営業運転は不可能な状態。残り2編成のうち2000形2002編成に故障が発生したために営業運転から外れ、朝の通勤・通学時間帯の上下2往復を運休させる。従来から新型コロナ感染拡大に伴う減便ダイヤで運行中だったが、上下17往復を残る2000形2001編成のみで運行する。
2002編成の状況については走行不能になっており、復旧までに相当の時間を要する見込みと銚子電鉄はツイッター上で説明している。