～脱炭素化に向けた産学連携の在り方とは～【OZCaF Leaders Conference Nov. 2021】11月17日開催 OSAKAゼロカーボンファウンデーション

2021年11月18日 18時0分

OZCaF Leaders Conference Nov. 2021

令和３年11月17日（水）、持続可能な脱炭素（ゼロカーボン）社会の構築やSDGsの具現化をめざすなか、企業や大学、大阪府及び府内市町村等の様々なステークホルダーと協働する公民連携プラットフォーム「OSAKAゼロカーボンファウンデーション」（令和３年7月27日設立、略称：OZCaF（オズカフ））主催による、オンラインセミナー「OZCaF Leaders Conference Nov. 2021」が近畿大学東大阪キャンパス（大阪府東大阪市小若江3-4-1）をメイン会場として開催された。
　
今回は、「地方における脱炭素社会の実現への挑戦」をテーマに、OZCaF 代表理事田中靖訓氏と、学校法人近畿大学社会連携推進センター長伊藤哲夫氏、株式会社F.C.大阪マーケティングダイレクター青野剛暁氏（近畿大学、F.C.大阪ともにOZCaF理事）との３者による対談形式での意見交換が行われた。

また後半には、「脱炭素社会の実現に向けたリコー環境事業開発センターの取組み」として、株式会社リコーリコー環境事業開発センター事業所長出口裕一氏の講演、「国の脱炭素化に向けた取組と環境省の重点施策について」として、環境省近畿地方環境事務所環境対策課課長福嶋慶三氏の講演もそれぞれ行われ、カーボンニュートラル社会の実現に資する具体的な企業の取組み事例や、関係省庁から国の施策や将来展望等に関する話題提供があり、OZCaF会員に対し脱炭素に関する理解を深める機会提供と、今後に向けた具体的な取組み推進に繋がるセミナーとなった。

OZCaFにおける令和３年度事業計画に関する説明を含む今回のセミナーの様子は、後日、OZCaF参画企業（団体）に限り、アーカイブ配信での視聴が可能となる。

（写真）OZCaF 田中靖訓代表理事「『なぜ、脱炭素に取り組まなければならないのか？』という重要性の理解と現状把握が大切。様々な可視化ツールを活用し、カーボンニュートラル実質ゼロまでの距離感を掴むことが重要。」

（写真）近畿大学伊藤哲夫社会連携推進センター長「近畿大学は日本国全体の幸せ・悩み事に対し、学として何らかの形で力になれればとの想いで取り組んできた。カーボンニュートラルという課題もその一つ。今後も我々は大学を挙げて皆様と議論し、この課題に取り組んでいく。」

（写真）F.C.大阪青野剛暁マーケティングダイレクター「サッカークラブが持つソーシャルビジネスプラットフォームとしての社会課題解決に向けた影響力は計り知れない。だからこそ、OZCaFを通じた脱炭素社会の実現をはじめ、大阪の様々な社会課題解決に取り組んでいく。」

オンライン配信会場の近畿大学にて：（写真左から）F.C.大阪青野剛暁マーケティングダイレクター、OZCaF 田中靖訓代表理事、近畿大学世耕石弘経営戦略本部長、近畿大学伊藤哲夫社会連携推進センター長

OSAKAゼロカーボンファウンデーションとは

１：設立目的
地球規模の課題であるエネルギー・環境問題について、様々なステークホルダー（企業、大学、自治体等）が連携して、脱炭素に貢献する広範な活動を行うことにより、SDGsの推進及び環境と調和した取組みによる持続可能な脱炭素社会の実現に寄与することを目的し設立した公民連携プラットフォーム（令和３年7月27日設立、略称：OZCaF（オズカフ））。
詳しくはOZCaFホームページを確認。（URL : https://ozcaf.jp）

２：事業内容
（１）セミナー・ワークショップの開催
（２）脱炭素社会の構築に向けた取組み事例の共有等の情報発信
（３）OSAKA子どもの夢応援事業への協力等

３：入会手続について
新規入会フォームから必要事項を登録。
https://ozcaf.jp/entry/