全国高校ラグビー大会栃木県大会決勝が6日、佐野市運動公園陸上競技場で行われました。

今年は新型コロナウイルスの感染防止対策で無観客。

9年連続同じカードとなった決勝戦、國學院栃木は前半6分、鮮やかなパス回しからプロップ山口幸之助選手が先制のトライ。

佐野日大も前半12分にチャンスを作りますが今年は「守備のチーム」と語る國學院栃木・吉岡監督の言葉通りモールが相手をしっかりと止めてリズムを相手に渡しません。

直後の15分にはフルバック、青胗潤之介選手。3人をかわして独走のトライ。

吉田温広選手は攻めて、攻めて、攻めまくりました。得意のドライビングモールからトライを量産。この試合4つのトライを奪う大活躍です。

後半に入っても國學院栃木の勢いは収まりません。

佐野日大も何とか糸口を見出そうとしましたが、國學院栃木の分厚い攻撃は最後まで集中力を切らさず99対0のスコアで圧勝。

22年連続27回目の花園出場を決めました。