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梅雨が明け、夏本番を迎えると急に暑くなり、夏バテぎみになるママも多いのではないでしょうか。暑さから食欲がなくなり、つい冷たいものに手を出したくなるかもしれませんよね。

『暑いと食欲ないよね。みんな何食べてる? アイス食べてたら太るかな?』


ママスタコミュニティに、早速夏バテぎみのママから投稿がありました。さすがにアイスだけを食べ続けたら、太るだけでなく、体にもよくないような気がしますね。他のママの盛夏のご飯事情を見てみましょう。

熱中症対策のためにも塩分補給を

『私は家にいるからそんな現象は起きないけれど、子どもたちはフルーツや、いつもより少し塩多めの冷めたおにぎりなら食べやすそう』


こちらのママは基本室内にいるため、食欲がなくなることはないようです。ただ外で遊んだり、運動したりする子どもたちには、塩分補給を心がけているようですね。環境省が発行する「熱中症環境保健マニュアル2018」では、たくさん汗をかいた場合は、塩分補給をすすめています。とくに湿度が高く風のない日は要注意が必要のようです。外遊びが好きなお子さんをお持ちのママは水分補給だけでなく塩分補給も意識しておきたいですね。

(参考:環境省 |「熱中症環境保健マニュアル2018」)

胃腸が冷えないように、あたたかいものを摂る

『この週末ところてんと冷やしトマト。食べないと腸が動かなくなるからどうにか食べるようにしている。胃腸が冷えるから飲み物は温かいものにしている』


『急に暑くなると体に堪えるよね。お昼は温めるだけのパスタにしたよ』


冷たいものを食べすぎないよう心がけているママもいました。アイスやジュースやビールなど冷たいものをとりすぎると、内臓が冷えてお腹をくだすこともあるかもしれません。胃腸がおつかれぎみと感じるママは、あたたかいものを食べたり、飲んだりするようにしましょう。たとえば、お味噌汁は塩分も摂取でき、体をあたためるのでいいのではないでしょうか。具材は栄養が豊富なアサリなどの貝類は良さそうですよね。

スタミナをつけて夏バテを乗り切る

『夏は豚肉』


『ニンニクがっつりきかせた手羽先を食べたよ』


『私は豚ヒレの料理が多くなる。ビタミン多いから。ソテーにしたり、クリーム煮にしたり』


『うちは、昨夜はうな丼と冷奴。今夜は親子丼』


あえて、食欲のない日はお肉やうなぎを食べるママもいました。ニンニクとお肉の組み合わせはおいしくてご飯も進みますよね。またうなぎはスタミナ食と言われています。農林水産省のサイトには、

『ウナギには、ビタミンA、B1、B2、E、Dのほか、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)、コラーゲンなど、夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています』


とあります。うなぎを食べる日として有名なのが土用の丑の日です。2021年は7月28日が丑の日にあたるため、市場で多くのうなぎを目にすることがあるでしょう。先人たちの風習を踏襲して、うなぎを食べてもいいですね。その際は副菜に冷奴などさっぱりめの献立が合いそうです。

(引用:農林水産省|ウナギに関する疑問)

瓜の仲間を食べてほてった体をクールダウン

『最近スイカばっかり食べている』


スイカばかり食べているといったコメントもありました。瓜の仲間であるスイカは水分が多く、体のほてりをクールダウンしてくれる食べ物の一つではないでしょうか。きゅうりやゴーヤ、メロンなども猛暑に食べたい食材です。

食で体調を崩さぬよう注意して、親子で夏休みを満喫してくださいね。

文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ