日産新型「エクストレイル」先行販売開始! 歴代初「VCターボ」でどう進化? 巨大サンルーフ設定で中国で登場

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巨大な「EYE-MAXパノラマサンルーフ」を設定

 日産の中国での合弁会社である東風日産は、新型「エクストレイル」の先行販売を開始すると2021年6月28日に発表しました。

日産新型「エクストレイル」(中国仕様)

 新型エクストレイルは、2021年4月19日に上海モーターショー2021で世界初公開されたモデルで、ダブルVモーショングリルや上下2段に分かれたLEDヘッドライトが特徴的なフロントフェイスを採用。3列・7人乗りのSUVとなります。

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 内装は、12.3インチディスプレイの液晶メーターおよびセンタータッチスクリーン、10.8インチのヘッドアップディスプレイを搭載し、先進性をアピール。

 また、0.98平方メートルにおよぶ「EYE-MAXパノラマサンルーフ」を設定しました。

 中国仕様に搭載されるエンジンは、日産が世界で初めて開発した可変圧縮比エンジンの1.5リッター直列3気筒VCターボがエクストレイルとして初めて搭載され、最高出力204馬力・最大トルク300Nmを発揮します。

 また2WD仕様と4WD仕様が設定され、4WD仕様には第二世代の4×4-iインテリジェント四輪駆動を搭載。最低地上高は212mmを確保しました。

 先行販売では、2WD仕様と4WD仕様それぞれ1グレードずつが設定され、2WD仕様は19万9900元(日本円換算で約338万円)、4WD仕様は21万9900元(約372万円)です。

 なお、先行販売時は4WD仕様にのみ運転支援システム「プロパイロット」が搭載されるなど、一部装備が差別化されるようです。

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 日産は新型エクストレイルについて、欧州では電動パワートレイン「e-POWER」搭載仕様を2022年夏に導入予定としています。

 日本導入時に、どんな仕様で新型エクストレイルが発表されるのか、いまから注目される状況です。