エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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メッツのニドが大谷を称賛、ストローマンも反応

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は今季、投打の二刀流で旋風を巻き起こしている。メッツのトマス・ニド捕手は、大谷が米挑戦1年目だった2018年開幕前のMLBスカウトの評価に注目。当時は実力に懐疑的な声もあがっていたが、「まさに超高校級バッターだったね」と皮肉をまじえて二刀流を称賛している。

 打っては日本人シーズン最多の32本塁打、投げても渡米後自己最多タイの4勝をマークしている大谷。2018年のシーズン開幕前は、その実力に懐疑的な声も上がっていたが、今やその実力を疑う声はほぼ聞こえなくなった。

 そんな中、ニドが自身のツイッターで注目したのは、2018年3月の米メディア「スポルティングニュース」の投稿だった。リンク先の記事は見られないが、文面にはこのようにつづられている。

「『基本的に彼は高校生バッターのようなもの』 MLBスカウトは、ショウヘイ・オオタニはメジャーリーグの投手を打てないと信じている」

 活躍を予測していなかった当時のMLBスカウトの考えが記されていたようだ。ニドは引用リツイートする形で「まさに超高校級バッターだったってことが分かったね」と見抜けなかったスカウトへの皮肉を込めて大谷の実力を称賛している。

 これには同僚のマーカス・ストローマン投手も「MLBスカウト笑」と泣き笑いする絵文字付きで反応。MLBプレーヤーから見ても、評価を覆している大谷の活躍は痛快なようだ。(THE ANSWER編集部)