第3打席、2打席連発となる逆転30号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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本拠地オリオールズ戦、2打席連発で30号…MLBがバットフリップに注目

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席で2試合ぶりの29号本塁打を放つと、続く4回の第3打席では2打席連発となる30号を左翼席に放り込んだ。ここ5試合で6本目。MLBは三塁側からの大谷の姿にフォーカス。バットフリップに注目している。

 いとも簡単にスタンドへと放り込む。大谷は1点差に迫った4回1死一塁、右腕テイトの甘く入ってきた96マイル(約154キロ)を高々と打ち上げた。今度は逆方向だ。左翼席へ飛び込む、2打席連発の逆転30号2ラン。大谷はまたゆっくりと歩きだすと、勢いよくポンとバットを投げる。そして打球の行方を追いかけながら、一塁ベースの手前でガッツポーズ。悠々とダイヤモンドを1周した。

 シーズンのちょうど半分、81試合目での30号到達。MLB公式ツイッターでは「バットフリップを見せつける」と題し、三塁側から大谷だけを追いかけた映像を公開。これに米ファンは「クレイジーなほど凄い!」「ベースボール界最高の選手」「ショウはやりたいことを何でもできる」「彼が見られて幸せ」「ショウヘイ神」「もうMVPあげちゃいなよ」「簡単すぎる」などと興奮が収まらない様子だ。

 4点を追う3回先頭での第2打席では左腕アキンのインハイ92マイル(約148キロ)を豪快に振り抜き、右翼席中段に突き刺していた。(THE ANSWER編集部)