KDDIは在宅で健康管理する時代を目指す! 9月から開始する「オンライン服薬指導」へのただならぬ熱意

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●auウェルネスのオンライン診療サービスにオンライン服薬指導が追加
KDDI、ホワイトヘルスケア、およびMICIN(マイシン)は29日、ヘルスケアに関する新サービスとして、auウェルネスを通じた「オンライン服薬指導」を9月から提供開始することを共同発表しました。

KDDIはこれまでユーザーの健康管理や健康増進のためのヘルスケア関連事業に積極的な投資を行っており、
・2015年……郵送型血液検査サービス「スマホdeドック」
・2020年……トータルヘルスケア管理「auウェルネス」、「ポケットヘルスケア」
これらの提供と運営を行ってきました。

今回の取り組みは、2021年6月から提供を開始しているオンライン診療サービス「curon for KDDI」と組み合わせて利用することで、医療機関の受診から服薬指導までをスマートフォン上で完結することが可能になるというものです。

利用はauウェルネス上から行い、auウェルネス内の「オンライン診療サービス」(診察1回あたり330円)を利用した場合は無料となっています。
なお、auウェルネスの基本利用料金も無料です(月額385円のプレミアムコースあり)。


健康管理や診療もオンラインの時代へ


●コロナ禍によって悪化した生活習慣と健康
コロナ禍によって人々の生活習慣は大きく変化し、医療現場も混乱の最中にあります。
そのような中、私たちの生活で最も危惧されているのが健康問題です。

巣ごもり需要やテレワークといった言葉に代表されるように、私たちの生活は極端に外出をしない生活が中心となり、運動不足による健康被害も懸念されるようになりました。
また通学・出勤をしなくなったことで生活のリズムが不規則化し、食生活の乱れや睡眠不足なども問題視されるようになっています。


コロナ禍によって私たちの生活は大きく乱れた


問題点は生活習慣だけではなく、健康状態の相談や診察にまで及ぶ

そのような中で、KDDIはauウェルネスやポケットヘルスケアなどのアプリを通して人々の健康管理や生活サポートを行う取り組みを始めていましたが、6月から開始したオンライン診療サービスや今回のオンライン服薬指導は、人々の健康維持や管理に対して、さらに積極的に取り組むためのものです。

KDDIは、
「オンライン診療サービス自体の認知度は9割ほどだが、実際に利用している割合は1〜2%程度」
「さらにオンライン服薬指導までとなると、その中から数割」
このように話し、オンライン診療サービスやオンライン服薬指導サービスの利用率の低さを挙げます。

そこでKDDIは、オンライン診療サービスを手掛けるマイシンやオンライン服薬指導を受け持つホワイトヘルスケアと提携し、auウェルネスのアプリ内だけでオンライン診療から服薬指導まで一気通貫でサポートできる体制を整えました。


健康管理や診療などを別々のアプリやサービスにするのではなく、全てを一括支援する


●ライフデザインサービスへの積極的な取り組みに期待
KDDIは、
・auウェルネスで主に健康増進のための行動継続に繋がるサポートを行う
・ポケットヘルスケアで病気や体調の相談から医療サポートまでを扱う
このような2アプリ体制とすることで、健康不安や病状への迅速な対応を行える体制を整えていくとしています。


2つのアプリで役割を分担することで、効率的に健康管理や医療相談を受けられるようにした


KDDIは数年前からライフデザイン領域事業への積極的な投資と事業拡大を行っていますが、auウェルネスの機能拡充もまたその一環と言えます。

表面的な健康管理や健康増進サポートだけではなく、さらに先にある医療相談やオンライン診療まで完結させようというKDDIの取り組みには強い熱意や想いが感じられます。

コロナ禍によってニューノーマルな生活スタイルへの変化が叫ばれる中、私たちは自身の力と意志だけではなかなか理想的な健康状態と生活を維持できません。
auウェルネスやポケットヘルスケアのようなアプリがその助力となり、自宅に居ながら適切な医療サポートも受けられるようになることは、多くの人々にとって福音です。

KDDIの取り組みが今後どこまで広がり普及していくのか、継続的な取り組みに期待したいところです。


執筆 秋吉 健