“大人のための” とは一体…。ジャムパンの概念が変わる銀座「月と花」の全種を食べ比べ!

大人のジャムパン専門店って……?

SNSでも話題の大人のジャムパン専門店 銀座「月と花」をご紹介!同店は、浅草のメロンパン専門店「浅草 花月堂」の新業態として2019年にオープンしました。お店は東銀座駅の程近くにあり、シックな外観で落ち着いた雰囲気のお店です。

そこで味わえる “大人のためのジャムパン” とは一体……?お店に並ぶ商品全種を実食レポートをしていきますよ。

大人のジャムパンのこだわり

大人のジャムパンに使用されるジャムはすべて国産。店舗の奥に併設された工房でジャムパンに使用するパリジャンも毎日焼き上げられています。

パンはその日の天候によりパン酵母の発酵状態が違うため、毎日発酵方法を変えているというこだわりよう。

また、一般的にはジャムを入れてから焼き上げますが、加熱しすぎると風味が落ちるため、パンが焼きあがった後に注入しているという点もポイント。後注入にすることで果物本来の糖度や酸味、香りを楽しめるジャムパンになっているんだそうです♪

おすすめの食べ方

ジャムパンはトースターで45~1分ほど温めるのがおすすめとのこと。筆者も温めてから実食していきたいと思います!

さらに冷蔵・冷凍保存も可能。冷凍の場合、2~3時間常温で自然解凍してトースターやオーブンで温めると固くならずに食べられるそう。冷凍できるのはうれしいですよね。

4つ以上の購入で、果物のイラストがかわいらしい箱もゲット!

実食をする前に、パンが入っている箱にも注目していただきたい!持っているだけでとても映えるかわいらしく華やかなデザインですよね。4つ以上購入すると、こちらの専用箱になるのでこちらもチェックしてみてください。

1. つぶつぶ食感と甘みが広がる「究極のいちご」

はじめに紹介するのは、いちごジャムを挟ん逸品。いちごの形や、風味が落ちないようにゆっくりとかき混ぜながら短時間で煮上げられています。長くにすぎてしまうと形や風味も悪くなってしまうとのだとか。毎日ていねいに作られているのが伝わりますね……!

パンは外側がカリッと、なかはふわっふわ。驚くほど軽やかな口当たりで、何個でも食べられちゃいそうな悪魔的なパンです……。

ジャムパンを半分にしてみると、これでもか!と言わんばかりのジャムが詰まっていて驚きました。いちごジャムは果肉たっぷりで嚙んだ瞬間、ジュワっといちごの甘みが広がります。つぶつぶ食感も残っていて、香りも豊か。いちごの素材感を楽しめる究極のジャムパンですよ。

2. 高級な白いちごを使用「しろの苺」

熊本県の森川苺農園の白苺「淡雪」を使った、白いちごのジャムパン。こちらも果肉を潰さず、苺の風味がなくならないように短時間で煮上げられています。

高級な白いちごで作ったジャムとはかなり贅沢。筆者も初めて食べます。淡白な味わいなのかな?と思いましたが、しっかりといちごの香りと甘みがあり、つぶつぶ食感も楽しめました。白いちごをそのまま食べているかのような味わいですよ。

3. 春のフルーツ3つがぎゅっと詰まった「うめ・もも・さくら」

和歌山県産の梅、山形県産のもも、山形県産のさくらんぼを使ったジャムパン。春のフルーツを3つも合わせた贅沢なジャムパンです。

梅の甘酸っぱさや果肉感、もものジューシーさと甘み、ほのかな桜の香りが一緒に楽しめます。やさしい甘みで大人な味わい。ほかにはない、ここでしか味わえないジャムですね。この3つのフルーツの相性がこれほど良いとは……一度食べたらリピート間違いなしのクセになるジャムパンでした。

4. 酸味と苦みがアクセント「夏みかんマーマレード」

樹齢100年の木からできた夏みかんを使ったジャムパン。さわやかな味わいはこれからの時期にぴったりです。見た目からすでに爽やかなみかんがぎゅっと詰まっているのがわかりますよね。

さわやかさ100%なマーマレード!夏みかんの甘みも楽しめますが、すっきりとした酸味や苦味が広がります。ジュワっと果汁もあふれ出てくるようで、マーマレードなのに夏みかんそのものの風味をたっぷりと楽しめるジャムパンです。

5. 和歌山県産の最高級を使用「究極のみかん」

和歌山県産の最高級みかん「せとか」を使った究極のみかんジャムパン。みかんのピールも入っているため、柑橘のさわやかさがポイントです。

噛んだ瞬間、みかんをそのまま食べているかのようなジューシーさに驚きました!果実感たっぷりで、みかんの風味が濃厚。甘みも感じますが、皮の苦みがプラスされることで大人な味わいが楽しめるジャムになっています。

6. 珍し組み合わせ!「ラフランスとカシス」

山形県産のラフランスに、青森県産のカシスを合わせたジャムパン。ラフランスとカシスの組み合わせは珍しいですよね。どんな味わいなのかとても気になります……!

カシスの酸味のなかにラフランスの甘みが重なり、絶妙なバランスで楽しめます。色みが真っ赤ですが、見た目ほど酸味は強くなく、ラフランスの風味も消されていません。ほのかな甘みが引き立つ、親しみやすいジャムですね。

7. 意外な相性にハマる「カシスとオレンジ」

静岡県産の青島みかんと青森県産のカシスで作ったジャムパン。カシス果実は粒のまま砂糖漬けして混ぜ込まれています。カシスとオレンジのジャムは見たことがないかも。見た目も色鮮やかですね。

カシスの酸味とオレンジのほろ苦さが効いていますね。ねっとり感のあるジャムですが、オレンジの繊維の食感やまるごと入ったカシスの食感が楽しい。まるまるひと粒ずつ入っていることで、全体のアクセントになっています。カシスとオレンジがこんなにも合うとは……新たな発見ができましたね。

8. 計算されつくした「究極のリンゴ」

山形県産のふじを使ったジャムパン。へらでつぶしながら混ぜることでふぞろいなりんごの果肉が残り、大きな果肉は酸味が強く、小さな果肉は甘味がし楽しめるようになるそう。細かなところまで計算されつくされている、本当に “究極の” りんごジャムパンですね。

りんごの果肉が想像以上にごろっごろと入っていました……!シャリっとした食感が楽しめ、ジューシーさも抜群。ほんのりとした上品な甘さで、りんご本来の甘みが楽しめるのがかなり贅沢ですね。

9. シャキシャキ食感が楽しい「ピーチパイン」

沖縄県産の「ピーチパイン」を使ったジャムパン。シャキシャキとした食感や甘み、酸味が特徴です。

パイナップルなのに、桃の風味がする不思議さ……!桃の甘みがふわっと味わえたあとに、パイナップルの酸味や食感が楽しめます。ひとくちでいろんな風味が味わえて、印象もガラッと変わるのでおもしろい味わいのジャムパンですよ。

10. 上品な味わいの「キウイオレンジと紅茶」

山形県産のキウイと静岡県産青島みかんを合わせ、FAUCHONの紅茶の風味を利かせたジャムパンです。紅茶が入っているジャムは新鮮ですね……!

キウイのグリーンとオレンジの見た目が鮮やかできれいですね。キウイはつぶつぶ食感が楽しく、みかんの果肉感もたっぷり。酸味のなかに甘みも楽しめます。食べていくうちに紅茶の香りがほのかに香る、上品なジャムパンですよ。

11. 酸味が効いている…!「贅沢いちごとベリーづくし」

いちごとブルーベリー、ブラックベリーを合わせたジャムパン。酸味が効いたジャムが好きな人におすすめなフレーバーとのこと。

つぶつぶ食感が楽しいベリーづくしなジャムパン。酸味が強そうに見えますが、はじめは甘みを感じ、徐々に酸味が広がる味わいです。風味に奥深さがあり、濃厚な風味ははまさに大人な味わいです。

12. ハニー檸檬

和歌山県産のレモンを使ったジャムパン。ジャムと同様に、ハチミツも後注入しています。レモンはひとつずつ手作業で皮むきや種抜き、薄皮取りされているというこだわり。レモンの風味も逃がさず、本来の味わいをたっぷりと楽しめそうですね。

口に入れた瞬間、「酸っぱい!」と声に出てしまったほど、レモンの酸味とさわやかさがすごいです……!ほのかに苦みもありますが、はちみつが加わることでまろやかな印象になっていますよ。これから暑くなる時期にぴったりなジャムパンでした♪

オンラインでも購入できる!

「月と花」の大人のジャムパンはオンラインでの購入も可能!お店に直接行けなくても食べられるのでぜひ見てみてくださいね。

何個でも食べたくなるジャムパン♪

「月と花」の大人のジャムパンは、パン自体はもちろん、ジャムもフルーツ本来の甘みや食感が楽しめる、これまでにない新しいジャムパンでした。

パンが軽いのでパクパクと何個も食べられてしまいますよ。季節によってジャムも変わるので、何度も通いたくなってしまいますよ。ジャムパンの概念が変わるひと品、ぜひ一度食べてみてくださいね。

店舗情報

店舗名:銀座 月と花
電話番号:03-6264-1300
最寄駅:東銀座駅
郵便番号:104-0061
住所:東京都中央区銀座4-10-6
市区町村:中央区
町域:銀座4-10-6
営業時間:10:00~完売次第閉店
定休日:無休

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。