おととしの東日本台風で大きな被害を受けた両毛地域の5つの商工会議所が19日、災害復旧のための連携協定を結びました。

協定を結んだのは、佐野市、足利市と群馬県の桐生市、館林市、太田市の商工会議所です。

それぞれの代表者が集まり、協定書にサインを交わしました。

この5つの市がある両毛地域は製造業が盛んで、おととし10月の東日本台風で足利市と佐野市が大きな被害を受けた際、部品の供給などで結びつきが強い他の地域にも影響が出た経験から協定を結ぶことを決めました。

協定は被災地域にある商工会議所や加盟する事業所の復旧を主な目的としていて、職員を派遣したり必要な物資や機材を貸し出したりします。   

災害で途切れてしまう部品の調達から製品の販売まで一連の流れの早期復旧を目指します。